基本情報
- ジャンル:レース
- 機種 :ファミリーコンピュータ
- 発売元 :任天堂
- 発売日 :1985年11月21日
ゲーム概要
プレイヤーは主人公が乗るバイクを操作して、進行を阻害する障害物や敵を回避・撃破しつつ各ステージのゴールを目指す。4つのゲームモードがあり――
- FIGHTING COURSE :規定されたコースを走破
- ENDURANCE COURSE:タイムアタック
- SOLO COURSE :敵なし、障害物のみのタイムアタック
- DESIGN :コースエディット
全20ステージ、各A・Bの2コースが用意されていて全40種類。主人公はマシンガンを所持し、これで敵車を撃破できる。バイクには4段変速のギア、バックミラーが装備されていて、後方からの敵の接近を確認、コース状況に応じてギアチェンジなどの操作が要求される。
ゲーム画面上部は、3つに分割されたステータス表示部分となっていて、左から――
- 得点画面
- ギア表示および残弾数表示
- バックミラー画面
――で構成されている。画面下部が実際のゲーム画面で、コース上の主人公が表示されている。
本作は『F1レース』(1984年)、『エキサイトバイク』(1984年)に続く、任天堂のレースゲーム3作目となる。独特のBGMと爆散しては逆再生のごとく復活するクラッシュ時の演出が特徴的。世界観は『マッドマックス』『北斗の拳』のような荒廃した近未来を舞台とするポストアポカリプス(終末もの)。アーケード版では、ステージクリア毎にスーツを脱いだ主人公の姿が少しずつ表示されていき、最終的には「女性」であることが判明する。
YOU ARE “MACH RIDER”!
ストーリー
西暦2112年。凶悪な暴徒集団の侵略によって世界は荒れ果てた。1kmをわずか3秒で駆け抜けるバイクを駆るマッハライダーは生存者と新天地を探し求め、暴徒集団の妨害をマシンガンでかいくぐりながら荒野を爆走する。
マッハライダー – Wikipedia <ストーリー> より
れとげ部!での評価
無理げ!:
ここが無理げ!
- とにかくスクロールがマッハ!
- 敵や障害物が遠くに見えた――と思ったら、もう目の前に!
- ボクサー並みの高い動体視力が要求される!
(あるいはそれを養えってこと?) - ある条件を満たしてステージクリアすることでライダーがパワーアップ!
- ――するらしいんだけど、そんなこと説明書には書いてない!
(『ドルアーガの塔』的な発想を要求している?) - ノーブレーキ!(危険度がブレーキの効かない自転車の比じゃない!)
- 「ENDURANCE COURSE」を長く走ってるとBGMが途中で寂しくなるよね!
コメント! (レトゲで一言!)
マッハライダーが「女性」っていうのは驚きだよね。「じつは女性」設定って、ひょっとして『メトロイド』に受け継がれてたりするのかなぁ。爆散しても逆再生のごとく復活するところを見ると、マッハライダーの正体は間違いなくガイノイドだと思われ。『艦これ』とか、今では当たり前の「メカ少女」の草分け的な存在は『ガーディック外伝』のシステムD.P.ミリアだと思ってたけど、もしかしたらマッハライダーなのかも?