HOLY DIVER

ファミコン

基本情報

  • ジャンル:アクション
  • 機種  :ファミリーコンピュータ
  • 発売元 :アイレム
  • 発売日 :1989年4月28日

ゲーム概要

  • はい『HOLY DIVER』ね! 簡単に紹介してしまうと「魔法の世界を舞台にした横スクロールアクションゲーム」ね。

  • うん、雰囲気『悪魔城ドラキュラ』に似てるよね。しかし、主人公のランディは魔法使い。ムキムキなのに魔法使い! っていう、いやダーク・シュナイダーか!? っていうね!(『BASTARD!!』しってる? しってたらみんな思うよね!?)

  • 「HOLY DIVER」とはアメリカのヘビメタバンド「Dio」の曲にちなんでいるんだって。その他にも人物名だとか固有名詞だとかもメタルやロックミュージックに由来があるらしいよ。うん、ジョジョか!(ジョジョしってる? しってたらみんな思うよね!?Part2)

  • ――てな感じで、私にとって『HOLY DIVER』とは、何かとジャンプコミックスを彷彿とさせるタイトル。そんな『HOLY DIVER』は、実は二つの観点から有名だったりするんだけど、ご存じかしら???
  • まず一つ目は「激ムズゲー」であること。「ファミコンの難関アクションの中でも五本の指に入ります」って言う人がいるくらい。私はそもそもアクションが苦手なので、大抵のファミコン・アクションゲームは難しく感じられるんだけど、これは確かに難しい!
  • その要因として挙げられるのは「ノックバック」と「足場の悪さ」。ノックバックの距離が異常に長く、全体的にステージの足場が悪いため「転落死」が多発するっていう所感に、おそらくプレイした人からの否やはないと思われ。

  • とくに4面のボスはもはや「落下との戦い」。わずかな足場しかないためノックバックで即落ちするっていう、ここが地獄ですか……???

  • もはや『HOLY DIVER』ならぬ「HOLE DIVER」でしょこれ。確か「HOLE」ってバンドもあったでしょ。――ってグチグチ言いたくなるほどハード。いや、ホントふるえるぞハート! 燃えつきるほどヒート!!
  • 『悪魔城ドラキュラ』な雰囲気よさげなだけにね。しかしその難易度はドラキュラとは比べ物にならないものになってる。いや、私からしたらドラキュラも十分難しいんだけどさ……、しかしアクションゲームの難易度設定の妙を思わせる話でもあるよね、これはさ。
  • さて、このタイトルが有名な二つ目の理由は「海外人気」! とにかく海外では高い人気を誇るファミコンゲームであるらしい。
  • どうやら本作は発売当時、海外では未発売、しかもムズゲー。海外の激ムズゲームファンは喉から手が出るほど欲しく、その買取価格が近年急上昇したよって、2015年頃のその界隈では話題になったな。しかも2018年にはなんと再販売されるっていう奇跡。

  • いや、海外の人ってなんでそんなにムズゲーが好きなんだろうね? 『忍者龍剣伝』とかも確かそのたぐいだったはず。割とホントに謎だよ、このあたり。私的に「ファミコン七不思議」の一つに数えたいくらい(知ってる人いたら教えてマジで!)
  • そんなこんなで『HOLY DIVER』のれとげ部!での評価は「無理げ!:☆5」。うん、妥当なところだと思うの(もちろん恒例異論は認めます)
  • このゲームを取り扱ってるサイトって他のタイトルに比べたら少ない気がしたんだけれど、日本じゃ割とマイナーなタイトルだったり? いや、私も知らなかったんだけどさ。でも、語り始めるといろいろ喋れるネタとしては面白いレトロゲームだよね!

ストーリー

魔法暦666年の魔法世界。地下帝国の暗黒魔王ブラック=スレイヤー率いる悪魔軍団の強大な勢力はすさまじい早さで闇の世界を拡張し、代々卓越した超能力により人々の信望を集め魔法界を統治してきたクリムゾン王家を退勢の危機にまで追いやった。時の16代帝王ロニー4世は赤子の子息ザックとランディを家臣オジーに託しまたいつの日にか、この世に光の時代がくることを願い3人を異次元世界へ逃避させた。

そして17年の月日がたった今、聖魔術覇王となるため厳しくも幸せな日々を送っていたオジー・ザック・ランディ。この3人の住むここグロリー国にまで魔王ブラック=スレイヤーの魔の手は延びてきた。クリムゾン王家に伝わるいくつかの紋章を手にいれ、さらに増大された悪の魔力は次元間さえも歪めてしまった。
ランディはいつの日かの願いを実らせるため、今は亡き家臣オジーと兄ザックの遺志を継ぎ1人旅だった。
……そう、これが聖魔術覇王伝説の始まりである。……

パッケージ裏面 より

れとげ部!での評価

無理げ!

ここが無理げ!

  • ノックバック!
    ――攻撃の射程が長く、操作性も良く、うんうん良ゲーの雰囲気漂うゲーム……だけど、最初だけだったな。上でも書いたけど、とにかくノックバック距離の長さと無敵時間の短さ、それに足場の悪さが難易度を激烈に跳ね上げている。4面のボスもそうだけど、最終ステージの壁についてる顔、あれなんなの!? 足場の悪い場所ばっか出てきて、ノックバックによる転落死、ああ転落死! 穴のあるエリアは地獄でしかないよHOLE DIVER!!!

コメント! (レトゲで一言!)

  1. 管理人 ぶちょー より:

    話の種げ!としては割と面白いタイトルだよ(ただしゲーム内容は割と笑えない難しさ)

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