基本情報
- ジャンル:アクション
- 機種 :ファミリーコンピュータ
- 発売元 :コナミ
- 発売日 :1986年2月21日
ゲーム概要
- 『グーニーズ』は同名映画が原作の横スクロールアクションゲーム。原作映画の監督はあのスティーヴン・スピルバーグ監督、コナミ監督じゃなくて、ね。
- プレイヤーは主人公のマイキーを操作して、ギャングのフラッテリー一味に捕らわれた5人の仲間とヒロインを救出するのが目的、わかりやすいね。
- ステージは全部で6つあって、各ステージで鍵を3個集める。仲間を1人救出すると出口のゲートが開き、つぎのステージへ。鍵や仲間は岩牢に隠されていて、爆弾を使ってこじ開ける。
- 仲間全員を救出すると見事エンディングとなるけれど、また最初からプレイが再開するループゲー。2周目以降は徐々に難易度が上がるから、アクションゲーム上級者は2周目以降のほうが楽しめるはず、きっと。
- 早ければ30分くらいで1周クリアできる。簡単すぎず、また理不尽さもなく、誰もが楽しめる絶妙なゲームバランスを実現した良作だよ。
ストーリー
アメリカのグーンダックスと言う静かな港町。ここに自分たちのことを“グーニーズ”と呼ぶ遊び仲間がいた。ある日、偶然にグーニーズは伝説の海賊「片目のウィリー」が印した宝の地図を見つけた。
さっそく、宝捜しへと出かけたグーニーズだが海賊の亡霊や悪党「フラテッリー・ギャング」の一味に捕えられ岩牢に閉じこめられてしまった。
そこで君は捕えられたグーニーズを助けるため、危険な冒険に出発する。取扱説明書 <ストーリー> より
れとげ部!での評価
神げ!:
ここが神げ!
- 簡単すぎず難しすぎないゲームバランス!
――レトロゲームには難しいゲームが多いけど、長く遊べるゲームを作るには難しくせざるを得ないっていう開発事情があったみたいね。たしかに誰でも楽しめて長く遊べるちょうどいい難易度の設定って簡単に言うほど簡単じゃないんだろうなぁ。 - ストレスなく楽しめるゲーム性は◎!
――版権ゲーは駄作になりがちだけど、『グーニーズ』はその例とは無縁と言えそう。思えば昔の映画原作ゲームは良作が多い印象、『スウィートホーム』とか『スパルタンX』とかね。 - 原作の再現度が高い!
――『グーニーズ』は原作をかなり忠実に再現してるのも魅力のひとつ。映画のラストを再現したエンディング、ステージ1で流れる映画主題歌の『グーニーズはグッドイナフ』のアレンジBGMなど秀逸な演出がなされてる。 - 音楽がいい!
――とくにシンディ・ローパーの原作映画主題歌『The Goonies ‘R’ Good Enough』のアレンジBGMは人気が高いらしく、これを聞いて映画よりもゲームの『グーニーズ』を思い浮かべるファミコン世代の人はけっこう多いんだって。 - コナミ監督!
――ステージ2のコナミ監督、ステージ2と3の間の洞窟のコナミマン太郎、ステージ3のツインビー、ステージ4のビックバイパーなど、ゲーム中にボーナスポイントをもらえるコナミらしい隠れキャラがいて見つけられるとちょっとうれしくなれるよね。
コメント! (レトゲで一言!)
なんでネズミが爆弾持ってるの? って思うよね? 楽しければ気にしない? それがグッドイナフ、そんな時代? 主題歌のタイトルにあるグッドイナフ(good enough)の意味は「まあ、いいんじゃね?」って感じ。グッドイナフってなんとなく言いたくなるのは私だけ? グーニーズはグッドイナフ。そんな感じ。