基本情報
- ジャンル:RPG
- 機種 :ファミリーコンピュータ
- 発売元 :バンダイ
- 発売日 :1987年12月22日
ゲーム概要
- 人気漫画/TVアニメ(第3シリーズ)をファミコン化した作品。日本中を旅して悪い妖怪を倒していくっていうRPG。『ゲゲゲの鬼太郎 妖怪大魔境』の続編。ちなみに前作はアクションゲーム。
- 世間の評価は「クソゲー」。私の評価も「無理げ!」。ザコが強くてボス戦の前に心折れるとか経験値が全部「1」だとか「調べる」コマンド意味不明とかラスボス戦についてだとかオープニング・エンディングのそっけなさとか、とかとかとかとかいろいろ言いたいことはある。
- でも異議を唱える人がいたら認めるに吝かではない。BGMとかグラフィックとか戦闘アニメとか、光る部分はある。総評するなら「クソゲー」「無理げ!」で間違いないけど、いろいろと惜しいゲームでもあると思うの。
ストーリー
今をさること八百年も昔のこと…。突如、世の中が乱れ、人々は争い、日本中が陰気な空気につつまれた時代があった。それは中国や天竺でも悪行を重ね、日本でも暴れてやろうとやって来た中国妖怪、強大な妖力も持つ妖狐<九尾の狐>の仕業であったが、しかし、それをみかねた、ある武将が矢を射て倒し、石にしてしまった。だが妖力は強くなお毒気を巻きちらすので、徳の高い僧りょにたのんで生気をうばいとり、これを殺生石として地中深く封じ込めたのである。
時は流れ……現代。<九尾の狐>の話しなど、つくり話としか思わない人々たち。しかし、永年に渡る怨念をはらそうと<九尾の狐>は封印を解き、復活してしまっていたのだ。
平和な日本、人間たちも、鬼太郎の仲間妖怪たちも楽しく暮らす毎日……
ところが突然――――!!日本海一帯は異様な雲にすっぽり覆われた。その雲の中には誰一人として近づくことができない。中では何が起こっているのか?大陸らしきものを見たという者もいる……。
さらに奇怪な現象は続く…。山口県の秋芳洞からキツネの大群と共に妖怪たちが現われ、たちまち、中国地方全域をあの雲で覆い、それをはじめとして、日本全土で次々と雲が発生、妖怪もさらにひんぱんに出現するようになる。人間たちは、こまりはててしまった。とうとう、雲のない地域は関東地方を残すのみ。このまま日本は妖怪たちに占領されてしまうのであろうか?
その頃、妖怪退治の専門家ゲゲゲの鬼太郎は、あのそう絶な妖界大魔境の戦いを終えたにもかかわらず、修業の旅へと世界へ出ていたのである。もちろん鬼太郎は強大で邪悪な妖気を日本の方向から感じとり、修業を終え、帰路に立つ決心をした。その途中、どこからともなく天女様が現われ、鬼太郎におつげをお授けになった。
天女のおつげを信じ、やっとの思いで関東にたどりついた鬼太郎。乗って来たイカダも長い航海で朽ち果てていた。気をとり直しつつ目玉のおやじと、ご先祖様の三神器(ちゃんちゃんこ・リモコンげた・オカリナむち)を残した家にもどるのだが、……何と、すべて消えてしまっていた。
さあ、一大事、たのみの綱の三神器も無く、目玉のおやじだけでなく、猫むすめや砂かけばばあたち妖怪仲間もどこかへ行ってしまっている。鬼太郎は1人で何も持たずに旅へ出なければならない。
はたして、あの強大な妖力を持つ敵に勝つことができるのか?それにはまず、バリアーとも言える謎の妖気雲をとりのぞかなくては。鬼太郎は仲間妖怪や、目玉おやじをさがし出し、戦いで経験を積み、レベルをあげながら、数々の妖術・武器を身につけて<九尾の狐>を倒すのだ、
ガンバレ鬼太郎!!これから、この天女様のおつげをよく読んで“妖怪軍団の挑戦”をはじめよう!!
取扱説明書 <いったい何が日本に起こったのか?!> より
れとげ部!での評価
無理げ!:
ここが無理げ!
- 経験値がめっちゃ低い!
――経験値が「1」しかもらえんって……途中からザコ敵が急に強くなるにもかかわらず……まあ、カンスト値も低いからええっちゃええんやけど……でも最弱の敵と妖怪城の敵の経験値が同じ「1」なんは理不尽よね。 - アイテムはお地蔵様頼り!
――このゲームには「お金」という概念がない。アイテムは拾うかお地蔵様にもらうしかない。でも「忙しいので立ち去れ!」はひどい。 - 無意味な調べる!
――「調べる」コマンドは何のためにあったんだろーね。どこで使っても何も起きないっていう意味不明な仕様。妖気アンテナは何も感じない。危険は無いようだ。
コメント! (レトゲで一言!)
げげげのきたろうはおもしろくておもしろくてなみだがでるぜへへ(わかります。もちろん自虐ネタですね?)