チャレンジャー

ファミコン

基本情報

  • ジャンル:アクション
  • 機種  :ファミリーコンピュータ
  • 発売元 :ハドソン
  • 発売日 :1985年10月15日

ゲーム概要

主人公である「チャレンジャー」を操作し、シーンと呼ばれる各ステージで目的の場所を目指すアクションゲーム。ステージは4つのシーンで構成される。

  • SCENE 1:「STOP THE EXPRESS!」
  • SCENE 2:「SEARCH PRINCESS!」
  • SCENE 3:「GET KEYWORD!」
  • SCENE 4:「RESCUE PRINCESS!」

シーン1はプロローグ的な役目を果たす横スクロールの「列車シーン」――『チャレンジャー』といえば、このシーンを思い浮かべる人はきっと多いはず。

シーン2がゲームのメインとなるトップビューによる任意全方向スクロールアクション。全100画面の広大な世界は、本当に冒険している気分になる。

シーン3と4は固定画面のサイドビューアクション。シーン3では王女が囚われているピラミッドへ入るための鍵を入手、シーン4でいよいよドン・ワルドラドとの最終決戦となる。

本作は、ハドソンから1984年にMSX用ソフトとしてリリースされた『暴走特急SOS』をオリジナルとし、独自要素を加えて制作された移植版である。

ファミコン屈指の冒険アクションゲームとして名高く、持っていた人も多かったはずだけど、「友達の家でやった」とか「借りてプレイした」など、当時を知る人複数に話を聞くと、なぜかみんな「自分は持ってなかったんだけど――」という話になった不思議。

ストーリー

主人公のチャレンジャーは、考古学博士で、しかもナイフ投げの名人。研究のため世界中を旅行している冒険家です。あるとき彼は、李成岑(りせいしん)という謎の中国人の依頼を受けて、ロスマリー国の沖あいに浮かぶ、ワルドラド島という奇妙な島の調査をすることになりました。
ワルドラド島に行くために、ロスマリー国に着いたチャレンジャーはビックリ。なんとその島は悪の秘密組織「ブラッディワッカー」の巣くつだったのです。しかもたったいま、ブラッディワッカーのボス、「ドン・ワルドラド」がロスマリー国の王女を連れさり、島へ向かう列車「メタモルフォセス号」で逃走中だというのです。チャレンジャーは王女を助けるために、さっそく島へ向かうことになりました。

取扱説明書 <ゲームストーリー> より

れとげ部!での評価

無理げ!
……なのに、
神げ!

ここが無理げ!

  • 1面ではザコだった「タマ」(火の玉)が2面では執拗に追いかけてくる!
  • ゲーム開始時にレベル(難易度)を16段階から設定できるのだが……
    これを下げ過ぎると敵の数が減り、必要なアイテムが獲得できず……
    逆にクリアしづらくなる――という罠!
    (少なくともレベルは3以上でプレイするのがおすすめ!)
  • シーン2の100画面にわたる広大な世界が広すぎる!
    (ただしホントに冒険してる気分になれるところは神げ!)
  • 誤って「まっとうくじら」にナイフ当てちゃったときの罪悪感!
  • ラストのドン・ワルドラドはナイフを連続で4発当てないと倒せない!
    ――そして、それに気づけない!
    ――てか、そこまで辿り着けない!
  • シーン1のワルドラドにナイフを12発当てれば倒せる!
    しかも最終ステージの入口前までワープできる!
    ――ってウソの裏ワザがあったんだけど、じつは厳密にはウソじゃない事実!
  • 上記の裏ワザは、プログラム上は可能だが実際には連射機を使っても無理!
    ――ってことらしい!

ここが神げ!

  • まずは、話を聞くと当時プレイしたことのある人が圧倒的に多い!
  • シーン1の列車シーンを見て「なつかしー」ってなる人も多いはず!
  • プレイヤーを飽きさせないようよく工夫されてる!
    (サイドビュー横スクロール、トップビュー全方向、固定画面アクション)
    (さらにシューティングの要素も加わっている)
  • 『空飛ぶまっとうくじらで無敵』『隠しメッセージ』などの裏ワザが楽しい!

コメント! (レトゲで一言!)

  1. 管理人 ぶちょー より:

    火の玉から逃げ惑うのに疲れ果てたのは私だけじゃないよね。疲れ果て過ぎてシーン1のワルドラドにナイフを12発当てようとしたのも私だけじゃないよね。

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