基本情報
- ジャンル:アクションアドベンチャー
- 機種 :ファミリーコンピュータ
- 発売元 :コナミ
- 発売日 :1987年3月18日
ゲーム概要
『グーニーズ2 フラッテリー最後の挑戦』は1987年3月18日にコナミより発売のファミコン・アクションアドベンチャーゲーム――同名冒険映画のファミコン化作品『グーニーズ』の続編! ただし、現在までのところ映画に『2』はなく、本作は「コナミが独自に制作したもの」となっている。「映画の『グーニーズ』に『2』ってあったっけ?」――昔からの友達とファミコン談議に花を咲かせるとき、このような疑問が飛び出すことがあるが(あるか?)、じつは本家アメリカのファミっ子たちの方がその混乱は大きかったという。なぜなら、アメリカでは前作であるファミコン(NES)版『グーニーズ』が発売されておらず――いきなり『2』が発売されたから。「『グーニーズ2』!? 映画の続編もないのに!?」そんな感じだったらしい(ちなみに、同じくコナミから発売された『キングコング2』は映画のタイトルをそのまま付けていて、FC版に『1』にあたる作品がないという「ややこしや~」をふと思い出す)
ストーリーは、フラッテリー一家がグーニーズに復讐するため、彼らの友達である人魚のアニーとグーニーズの6人の仲間を拉致する。マイキーは仲間たちを救うため一人、フラッテリー一家のアジトに向かう! ……「いや、人魚のアニーって誰やねん?」。『2』を知らない人ならまぁそうなると思うんだけど、彼女は本作オリジナルキャラクター。一般的には「まな板、まな板」言われている(?)けど、私はなかなかカワイイと思ってる!(べ、別に変な意味じゃないんだからねっ!)。ゲーム内容は、前作のステージクリア型アクションから探索型アクションゲームに変わっている。『メトロイド』や『悪魔城ドラキュラ』(『メトロイドヴァニア』)のようにアイテムや仲間を探しながら広大なマップを行ったり来たりする。ステージ上の扉に入ると「3Dダンジョン」になるのも本作の大きな特徴の一つ――壁を叩いたり、人を叩いたり(!?)して、アイテムや隠し扉を見つけよう!
プレイヤーキャラであるマイキーの標準装備は「ヨーヨー」だ――レトロゲームや漫画などでは「ヨーヨーが武器になる」作品がまま見られるが、昔はスケバン刑事やコーラの景品などヨーヨーがこれまじ流行ってた! その他にもブーメランやパチンコを入手して使うことができる。気になる本作の難易度は正直「高い」と私は思ってる。マップは広く、3Dダンジョン内でのアイテムや隠し扉探しはノーヒントで、手探りの探索はホント時間がかかる。ただし、逆に進み方さえ分かっていれば1時間以内でクリアできるため、アクション苦手な私としては上手な友達のプレイを横で眺めているのが最高に楽しかったな!(そういう意味だと現代の動画配信プレイ向きタイトルかもしれない)。さすがにコナミさんだけに完成度は高く、本ブログでの評価は「神げ!」。手探りの探索は時間がかかると言ったものの、子供の頃はそれが「本当に冒険している」感を演出していて楽しかった思ひ出――とくに昔を懐かしむのに、まさに最高のレトロゲームの一本であると私は考えているよ!
ストーリー
グーンダックスの町であいかわらず楽しくやっているグーニーズのもとにある日フラッテリー一家から挑戦状が届きました。
「おまえたちの仲間の人魚のアニーを我々のアジトに監禁している。助けられるもんなら助けてみな。」
という内容のものです。もちろんスリルと冒険が大好きなグーニーズ、そんな挑戦状にしりごみする者は1人もいません。次々アジトにのり込んで行きました。でも、だれ1人帰ってくる者はなく、マイキーは最後の1人になってしまいました。マイキーは無事仲間を救い出し、人魚のアニーを助けることができるでしょうか?
取扱説明書 <ストーリー> より
れとげ部!での評価
神げ!:
ここが神げ!
やっぱりグーニーズはグッドイナフ。
上でも述べたけど、このゲームは「誰かの思い出話を聞く」のが本当に楽しい。「普段はケンカばかりの兄弟がこのゲームだけは協力して冒険した」「ゲームの探索ではなく最強パスワード探しにのめりこんだ」「友達と一緒にクリアした」――あなたの思い出はどんなのですか?
――てか、「コナミ マンタロウ」って誰!? コナミマンの中の人ってことでいいの!? だとしたら想像と全然違っていたよ!?(たぶん『コナミワイワイワールド』のパケ絵のイメージが強いのだと思うんだけど、こんなリアル系のおじ様じゃなくてもっとかわいらしい感じのを想像してた……)
コメント! (レトゲで一言!)
やっぱりグーニーズはグッドイナフ。あなたの思い出はどんなのですか?