基本情報
- ジャンル:アクションシューティング
- 機種 :ファミリーコンピュータ
- 発売元 :サンソフト
- 発売日 :1988年12月2日
ゲーム概要
『エイリアンシンドローム』はセガさんからアーケードにて発売されたアクションシューティングで、本作はサンソフトさんによるファミコン移植版。異形の生命体・エイリアンとの戦いが題材となっていて、特筆すべきはその敵のデザインである! うん、気持ち悪い! ――っていうか、なんかそれさえも通り越して、不思議な印象を受けるのは私だけ?
ゲーム性はトップビュー、十字ボタンで移動してBボタンでショットというシンプルな構成。目的はスペースシップからの脱出で、制限時間内に12人の仲間を救出して、ボスを倒す! 全7ラウンドで、ラウンド7がラスボス戦となっている。フィールドは割と広め。しかし「MAPプレート」に接触すると仲間の位置がわかる親切設計。同様に各所にはパワーアップアイテムが設置されていて、触れることでワープしたり武器を切り替えたりすることができる。ステージ数は7と少なめだけど制限時間が思ったより短く感じたな。クリアのためにはマップを覚えることが重要な気がしたな!
このゲーム(アーケード)が発売されたのは映画『エイリアン2』公開の翌年で、おそらくその影響を受けているものと思われる。ただし映画とのタイアップではなく、オリジナルのゲームとして制作されている。当時は映画のファミコン化ってホント多かったよね~。そして、映画などを原作としたゲームは得てして駄作になりがちなファミコンあるある! 「版権取得だけで予算の大半を使ってしまったんじゃ……」と疑ってしまうようなものもあったな! 確かにタイアップものは宣伝効果絶大で、どんな内容でもゲームは売れてしまうのだろう。しかし意外と当時のファミっ子たちは知名度に騙されることなく、ゲームの内容を正当に評価してた気がしてる――っていう余談な!
ストーリー
宇宙暦2089年──
人類は人口増加による土地不足を解決するため、広大な宇宙に人工の星=スペースコロニーを数多く建造し移り住んでいた。
ある時、地球からはるか遠く離れたスペースコロニーが、他の惑星からやってきた異星人=エイリアンに襲われた。そして何人もの人類がエイリアンの捕虜となりスペースシップに閉じ込められてしまったのである。
スペースシップは数隻あり、それぞれにエイリアンのボスが立てこもり、他の生物の侵入を阻止している。
運よくエイリアンの攻撃からまぬがれたリッキーとマリーは、捕虜となった仲間を救出するため、エイリアンと戦う旅に出た。取扱説明書 <ストーリー> より
れとげ部!での評価
怖げ!:
ここが怖げ!
じつはBGMが怖いんだよね~
……って、思うのは私だけ?
コメント! (レトゲで一言!)
エイリアンのデザインがいい。もはや気持ち悪いを通り越して不思議な印象さえ受けるよ。