基本情報
- ジャンル:アクションシューティング
- 機種 :ファミリーコンピュータ
- 発売元 :ナムコ
- 発売日 :1985年7月12日
ゲーム概要
『ワープマン』は、二つの世界をワープしながら異次元ベムを退治していく、アクションシューティングゲームね。二つの世界とは「スペースワールド」と「メイズワールド」のことで、それぞれのワールドによって「攻撃方法が変わる!?」のが大きな特徴だったな。スペースワールドでは「リニアガンを撃つ!」ことで敵を倒し、メイズワールドでは「時限爆弾を使う!」ことで敵を爆破する。ここに「一つのゲームなのに二つのゲームで遊んでいる!」かのようなお得感があったな!
このゲームはなんといっても「二人協力プレイができる!」のが超絶楽しかった! 友達と二人同時プレイできるゲームは、当時まだ少なかったように記憶していて、それだけで貴重なゲームだった。しかも「プレイヤー同士にも攻撃の当たり判定がある」ため、邪魔したり邪魔をされたり――もはや「対戦プレイが楽しめる!」っていうファミコンあるあるね!(これ、ホント誰が考えたんだろ、よくできてるよね!)。……まぁ、やりすぎると「リアルファイトに発展しちゃう!?」ファミコンあるあるもあるから気を付けなきゃいけないんだけど。でも、こういう遊びから「協調性を身につけた」ファミっ子は意外と多いのではなかろーか?
本作は1981年7月にリリースされたアーケードゲーム『ワープ&ワープ』のFC移植版なんだけど、知ってた? 当時のナムコさんのゲームといえば「ハイレベルなグラフィック!」「センスのいいデザイン!」「キャラクター性の高さ!」などなど抜群の安心感があったように私は思うんだけど、『ワープ&ワープ』は「古くさくて、ぶっちゃけ地味」な印象を受け、キャラが単色っていうのは当時としても珍しかった。たぶん「古い基板を流用して作られたんじゃないか」って推測してるんだけど、FCの『ワープマン』はグラフィックが大幅に向上しててナムコさんっぽいゲームになってる! ゲーム性はどちらも変わらず面白かったよ!
そうそう『ワープマン』といえば、テレビCMが印象深かったんだけど、それ以上に『ドルアーガの塔』と発売時期がかぶっていて(『ワープマン』の1ヶ月後)、みんなドルアーガに向かって走っていったのは間違いない。おそらくメーカー的にもそうなるのはわかっていて「定価が400円安かったんじゃないか?」っていうところなんだか哀愁感じちゃう。とはいえ、「ワープマン推しのファミっ子もきっといたはずだ!」って私は信じてる! うん、『ワープマン』は「神げ!」と言ってもいいんじゃないかな!
れとげ部!での評価
神げ!:
ここが神げ!
昔のファミコンゲームは協調性を教えてくれた!
「そのアイテムおまえ取っていいよ」みたいな。「じゃ次に出たらおまえな」みたいな。友達にアイテムを取らせる気配り、人の嫌がることをすると「倍返しだ!」ってなる――これ意外と大事だよな。
コメント! (レトゲで一言!)
みんなドルアーガに走っていったな。二人協力プレイ(対戦プレイ)は協調性の大切さを教えてくれたな。