基本情報
- ジャンル:テーブルゲーム
- 機種 :ファミリーコンピュータ
- 発売元 :デービーソフト
- 発売日 :1987年12月12日
ゲーム概要
- ヨーロッパ中に張り巡らされた鉄道を巡って「線路を抑えて通行料を稼ぐ!」っていうボードゲーム。
- この形態のゲームはやっぱり『桃鉄』がメジャーだけど、実はこっちが先。完全にお株を奪われてしまったような悲劇感あるある。
- あと『モノポリー』にも似てる。(まあ、だいたい似てるってなるかもだけども)
- COMを入れて2~4人で対戦プレイができる。
- 基本的には目的地に着くか、自分の路線を通過した相手からの通行料でお金を稼ぐスタイル。『桃鉄』は物件・不動産の買収がメインだけど『鉄道王』はその名のとおり鉄道買収がメインね。
- 駅を通過すると、その駅に自分のマークをつけることができる。そして自分のマークがついた2つの駅の間の路線を購入することができる。
- しかし他の人がその駅を通過すると、その人のマークが上書きされてしまう。そのため、通行料をたくさん稼げそうな路線ほど入手と保持が困難に。
- 『モノポリー』は土地の通過を回避できないけど、『鉄道王』は「ヨーロッパの路線は入り組んでる」っていうリアルなマップ構成をしてて、一つの路線を抑えても回り道して回避できる。この辺なかなか頭を使う。
- いかにして効率よく稼げそうな路線を複数抑えていくか、その辺りが勝負のカギになってくる。
- ボードゲームだから当然アクシデント系のイベントもある。ただし、イベントはルーレットのボタンを押して決めるんだけど「意外と簡単に目押しができる!」(らしい)っていうね。目押しが苦手な私にはきつい仕様。
- 財産交換イベントで全財産交換とかなったときはキングボンビーも真っ青な気分になる。泣くしかなくなる。
- だから公平を期すためにも「目押し禁止ルール」の採用を私は提案するよ。ルーレットの時はみんな目をつぶってボタンを押してね。(アナログ感すごー)
れとげ部!での評価
隠神げ!:
ここが隠神げ!
- 『桃鉄』に先んじた元祖・鉄道ボードゲーム!
――実は鉄道をモチーフにしたボードゲームとしては『鉄道王』の方が『桃太郎電鉄』よりも1年先輩。でも圧倒的に『桃鉄』の方が有名っていうね。お株を奪われてしまった感あるあるで、ちょっとかわいそうな感あるあるなレトロゲーム。けど「家族や友達と盛り上がった!」って人もけっこういるんだよね。 - 地理の勉強をした気になれる!
――「あむすてるだむ」「るくせんぶるく」「しゅつっとがると」とかね。「どこの国の都市名だっけ?」ってね。『桃鉄』もそうだけど地名を覚えるのにいいよね、こういうゲーム。
コメント! (レトゲで一言!)
鉄道王に!!! おれはなるっ!!!