基本情報
- ジャンル:アクション
- 機種 :ファミリーコンピュータ
- 発売元 :テクモ
- 発売日 :1990年4月6日
ゲーム概要
『忍者龍剣伝II 暗黒の邪神剣』は1990年4月6日にテクモより発売のファミコン・アクションゲーム――「鬼畜難易度!」で有名な『忍者龍剣伝』の続編。ストーリーは前作から一年後、なんと「あの邪鬼王を陰で操っていた!?」という兇魔天帝アシュターが遂にその姿を現した! 再び謎の軍団の襲撃を受けるリュウ! 敵を撃退したのち、前作でちゃっかりリュウの恋人に納まったアイリーンがしっかり攫われていたことが判明! 恋人を救出すべくリュウは再び戦いの渦中へ身を投じていく!
本作でまず語られるのは「前作よりも難易度が下がった」ということ。しかし、ここで強調されるのが「あくまでも前作と比較して!」であり、正直、「どこが簡単になったん!?」私にはわからない! ――いや、「分身の術」とか壁張り付き移動だとか、確かに操作性の向上が見られる。前作で「最強のザコ敵!」の称号を得た(?)鳥さんも被ダメ量が3から1に減ったとか、被ダメ時の無敵時間が長くなったとか、確かに易しくはなっている。……でもなぁ、その分ステージギミックが増えていて、ジャンプを押し戻してくる吹雪、足を取られる水流、滑る氷の床、稲光で足場を確認する暗闇など――やっぱり難しい!
ストーリー
邪神は倒れ、神殿は轟音と共に崩れ去った。それを深い哀しみに満ちて見つめるリュウとアイリーンを、暗黒の闇を消し去るような朝日が照らし出していた。
あれから一年、闇の底での蠢きは止んではいなかった。邪鬼王を陰で操っていた男凶魔天帝アシュターが自ら動きだしたのだ。
取扱説明書 より
れとげ部!での評価
神げ!:
ここが神げ!
『II』こそ至高!
しかし、難易度はともあれ、本作を総合的に評価すれば「より洗練された!」印象を確かに受ける。前作では「理不尽!」と感じられる難しさはきれいに潰されていて、その分「計算された難しさ」に置き換わっているこの感じ。「『忍者龍剣伝』といえばテクモシアター!」もクオリティがアップしており、BGMも相変わらず良好だ。――「ゲーム性、演出共に順当に進化している」と言って間違いなく、「名作の二部作目は駄作になる」というジンクスを見事に粉砕してくれている。確かに「鬼難しい!」には違いないのだが、それも含めて「神ゲー」というに相応しい仕上がり(アクション苦手な私でもこのゲームを「クソゲー」呼ばわりすることにはとっても抵抗を覚えてる)。そのため、「『II』こそ至高!」と言われることも決して少なくなく――ここは素直に、私もその意見に賛意を表したい!
コメント! (レトゲで一言!)
鬼畜難易度で知られるカルトアクションの続編。「難易度下がった?」かどうかはあなた次第。