基本情報
- ジャンル:シューティング
- 機種 :ファミリーコンピュータ
- 発売元 :ナムコ
- 発売日 :1985年2月15日
ゲーム概要
自機である「ファイター」を左右に操作して、凶暴な異星人(……異星人? エイリアンってこと?)を撃破していく、固定画面型のシューティングゲーム。1981年に出たアーケードの移植版。ナムコ作品としては『ギャラクシアン』の後継作となる。
よく「スペースインベーダーみたいな」と評されるけど、違う部分もある。
- まずステージが始まると敵機は画面外から編隊を組んで飛んでくる。
- それらが大きな編隊となってインベーダーみたくなる。
- 敵は弾を撃ってくるだけじゃなくて体当たりみたく突っ込んでくる。
- 「デュアルファイター」というパワーアップ方法がある。
『ギャラガ』といえば「デュアルファイター」。これは『グラディウス』でいうところの「オプション」のはしり的なパワーアップ要素で、STG界では「インベーダー」の様な「狙い撃ち重視」から「撃ちまくり重視」へシフトしていく重要な転換点のひとつと捉えられている。
「デュアルファイター」へのパワーアップ方法
- ボスギャラガのトラクタービームに当たりファイターを捕虜として1機失う。
- ボスギャラガが捕虜のファイターを引き連れて飛んできたときに撃破する。
- すると、捕虜のファイターが自機にひっつきデュアルファイターに!
――デュアルファイターは発射できる弾数が2倍になるけど、横幅も2倍となってアタリ判定が拡がっちゃう、諸刃の剣的なパワーアップ方法。オプションとは違ってデュアルファイターは敵の弾に当たると1機失われるリスクがある。だけどチャレンジングステージでパーフェクトをとるためには必須、ハイスコア狙いなら断然デュアルファイターがアツい!
れとげ部!での評価
神げ!:
ここが神げ!
- ただやっつけるだけじゃない!
――ファイター救出からのデュアルファイター、デュアルファイターからのチャレンジングステージ。ハイスコア争いがアツかった時代を体験できる! - とにかく懐かしい!
――お父さんとたまに入る喫茶店、旅行先のホテルや温泉宿のゲームコーナー、田舎のお兄ちゃん家に遊びに行ったとき……『ギャラガ』をやった記憶がある人もいる? - 今でもやりたくなるゲーム!
コメント! (レトゲで一言!)
『ギャラガ』は「ギャラクシー+蛾」の造語なんだって。ちなみにこれもアーケードの話になっちゃうんだけど、『ギャラガ』はナムコ初のネームエントリーが採用されたゲーム。「ピリオド」も含めアルファベット3文字だけだけど、イニシャル入力は当時のゲーセン文化のひとつだったそうな(現代ではどうなんだろ? ローマ字入力?)。イニシャルしか知らないのに自宅に招いちゃうほど仲良くなれる「UMRさん」的なステキな文化が本当にあったんだね(漫画の中だけの話かと思っていたよ)。