ダービースタリオン 全国版

ファミコン

基本情報

  • ジャンル:シミュレーション
  • 機種  :ファミリーコンピュータ
  • 発売元 :アスキー
  • 発売日 :1992年8月29日

ゲーム概要

  • このゲームは好きな人はホント好きだよね『ダービースタリオン 全国版』。言わずと知れた「ダビスタシリーズ」の第2作目(というか、第1作『ベスト競馬 ダービースタリオン』のパワーアップ版かな)。追加要素は「関西レースへの参加」「厩舎の実装」といった感じ。ただし操作性が若干悪くなっていて、週送りとかボタンを押す回数が増えたり。関西レースもそこまで要らなかったかなぁ。などなど、前作ユーザーからは不評な点もあったって。まぁ本質的な面白さは変わっていないんだけど。

  • さて、もはや説明不要かもだけど、本作は「競馬シミュレーションゲーム」である。プレイヤーは競馬会における生産者、馬主、調教師の立場となり、競走馬を育ててレースに出走させていく。出場させるレースは実際にJRAの主催するG1レースで、競馬ファンがリアルな馬主気分を味わえる醍醐味。ゲーム内に登場する競走馬や騎手もモチーフとなる馬や人物がいて、思わずニヤリしてしまうのもなんだか楽しいんだよね。

  • ダビスタが出るまでは競馬ゲームといえばナムコさんの『ファミリージョッキー』だったな。ただ、これはレースゲーム(予想もできた)だったので、アクション操作なしの純粋なる競走馬育成シミュレーションとしてはやっぱりダビスタだよね。じつは本作、『ベストプレープロ野球』の開発者が制作しているそう(ベスプレは今なおプレーし続けている熱烈なファンがいることでファミっ子の間じゃ有名だよね)。『ベスト競馬 ダービースタリオン』の「ベスト競馬」ってそういうことだったのねって、いまさらながら納得な。

  • とはいえ、ファミコン版のダビスタは当時まだそこまで有名なタイトルではなかったな。「オグリキャップ」とか競馬ブームの盛り上がりはジワジワときてはいたんだけど、ちょうどスーファミへの移行期に差し掛かっていたからね。なので、本格的なダビスタブームが到来したのは『Ⅲ』(SFC)くらいからだったような気がしてる。『みどりのマキバオー』「ナリタブライアン」あたりで一気に火が付いた印象を持つよ。

  • そんな『ダービースタリオン 全国版』の「れとげ部!での評価」は「神げ!」。星は3つ、って感じかな。好きな人はとことん好きって、逆に言えば人を選ぶってこと。あと「全国版」単体で見ると先述の通り「前作ユーザーからのウケはいま一つだった」。しかしながら、競走馬育成シミュレーションとして本質的な面白さは前作から引き続き健在。ゲームとしては文句なく面白い。だから「神げ!」には違いないってわけなんですね!

れとげ部!での評価

神げ!

ここが神げ!

競走馬育成ゲームというジャンルを確立!
――それまでの競馬ゲームといえばレースゲームや予想ゲームだった。アクション性が一切ない、競走馬を育てる育成ゲームとしては、ダビスタがお初だったのではなかろーか。育てた馬がどのような走りを見せてくれるか、馬券を買う予想とはまた違った楽しみを教えてくれたよね。

コメント! (レトゲで一言!)

  1. 管理人 ぶちょー より:

    最初はとにかくスティールハートで種つけしまくれ

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