基本情報
- ジャンル:アドベンチャー
- 機種 :ファミリーコンピュータ
- 発売元 :ポニーキャニオン
- 発売日 :1987年3月6日
ゲーム概要
- ガンアクションアドベンチャーゲーム。「Apple II」(昔のアップルPC?)などの海外ハード向けにリリースされた。本作はそのファミコン移植版。
- 舞台はもちろん西部の町。プレイヤーは主人公のシェリフ(保安官)となって、登場する11人のキャラクターと会話することでゲームを進めていく。なかなか独特な味わいがあるゲームシステム。
- アドベンチャーゲームでありながら、そこはアメリカ西部っていうね。すなわち、銃社会。会話の選択肢を間違えれば、相手に銃を抜かれて即ズドン!(1ミス)
- 撃たれそうになったら、逆にこっちから相手を撃つこともできるけど、その場合ミスにはならないものの、スコア0でステージ終了。それすなわち、作戦失敗扱いである。
- 遠くからこっちを狙い撃ってくる暗殺者、金を盗んで逃走中の強盗など。敵も唐突に出てくる。「アドベンチャーゲームだし、会話だけ選択していればいいからラクだね」とか思いきや、そうじゃない。突然死の運命が訪れる即死ゲー。
- ただし、じつは完全なパターンゲーでもある。正しい会話の選択と、敵の登場する場所、ボーナスポイント。これらをしっかり覚えておけばパーフェクトプレイもできる。
- 世間話しつつガンシューティング、会話がバカっぽくて面白いなど、たぶん一般的にはバカゲーとして知られてる(……知られてる?)
ストーリー
黄金の谷にようこそ!
君はこの町でただ一人の掟(LAW)なのだ。
日暮まで生き抜き、町の人々を守り、シェリフ(保安官)として恥かしくない行動を常に心がけなくては ならない。
君の前に立はだかるのは、善良な町の人々だけではない。悪党や銀行強盗などの手ごわいガンマン達もいる。だが過去のすぐれたシェリフ(保安官)たちは、君に忠告した、「腰の拳銃だけでは、正義は守れない」と。シェリフとしての権威を守るためには、相手に対する脅しやすかし、時には自分の弱気をさらけ出すこともたまには必要なのだ。さあ、いま君は西部の町のただ一人のシェリフとして立っている。君の権力と命をおびやかす敵に立ち向かうのだ!取扱説明書 <ストーリー> より
れとげ部!での評価
馬鹿げ!:
ここが馬鹿げ!
- 会話がバカっぽい!(それが面白い!)
――「お前がこのケチくさい町のシェリフか?」と話しかけてくる男に「よお、ぼうや! 馬の乗り方くらい知ってるのか?」とか明らかにケンカ売ってるよね。まあ、相手がケンカ売ってきてる感もあるけど。 - 不条理!
――市民を守るはずのシェリフが子供や女を撃ち殺してもステージクリアとなる不条理。……このシェリフ、大丈夫か? - 誤字が多い!
――「そのとうり」「じゃぁ」「きおつけろ」「ちよっと」とかね。まあ、読めるからいっか。とか思いつつ書いておくやつ。 - 早撃ち勝負はなし!
――西部劇がテーマなのにね。会話相手との早撃ち勝負ができないっていうね。ちょっと肩透かし。
コメント! (レトゲで一言!)
殺し屋 「お前がここのシェリフだな?」
シェリフ「お前の持っているピストルはちょっとすごそうだな」
殺し屋 「ああ、オレだってちょっとしたもんだぜ」
シェリフ「お前は強そうだな」
殺し屋 「どれほど強いかすぐにわかるさ」
シェリフ「殴り合いたいのか?」
殺し屋 「いや、撃ち合いたいんだ。抜け!」(発射音)
ぶちょー「しぇ、しぇりーーーふ!!!」