アテナ

ファミコン

基本情報

  • ジャンル:アクション
  • 機種  :ファミリーコンピュータ
  • 発売元 :SNK
  • 発売日 :1987年6月5日

ゲーム概要

はい、『アテナ』なー。これもアーケードを知ってるか知らないかで、評価が分かれるよね。当然、アーケードファンからしたら「劣化ゲー」。でもね、ファミっ子たちにとっては「まぁまぁ遊べた!」思い出! 本作は、ビキニ姿がとってもステキなおてんば王女・アテナの冒険譚だっ! アクションゲームながらもRPG的な要素も内包しており、武器や防具を集めながらアテナを強化して進めていくよ!

まずはアーケードにて、あのアテナのビジュアルとキャラクター性が、ゲーマーたちの心を射抜いた! グラフィックもとてもきれいだったし、ただひたすらアテナのビキニ姿を拝みたいがために「防具は一切取らずにクリアする!?」という、思わぬやりこみ要素も生まれた! クリアに必須のアイテムがあるなどの謎解き要素に加えて、「ホップ・ステップ・大ジャンプ」の3種類のジャンプをボタンを押すタイミングで使う独特な操作系も相まり、難易度はかなり高い部類に入ったと思うな!

ファミコン版ではアテナの動きがもっさりしていて、逆に難易度上がってる印象を持つよ! BGMもAC版を再現し切れず、エンディングが味気なくなってるなど、ACファンからは「劣化だ!」と捉えられても致し方ない変更点が確かに多い。――しかし、そもそもマシンスペック的にアーケードゲームを完全再現するのは不可能だったというファミコンあるある! 純粋にファミコン版のみ述べるなら「難しいけど結構おもしろかった」思ひ出! アテナがいろんな世界を冒険して、海の世界では人魚になったり、ステージ毎に違った楽しみがあった! 「れとげ部!での評価」は「ギャルげ?」そして「レアげ!」。ACファンの言い分もFCファンの思い出もどちらも間違っていないと思われるだけに純粋なゲーム内容の評価以外のところに注目してみた――「それは逃げだ!」とか言わないように!

ストーリー

ビクトリー国の王女、私がアテナ………。こっそり、たいくつなお城の生活からぬけ出して、帝王ダンテの君臨する幻想界へ旅立ったの。

ところが、さぁ大変! 帝王ダンテの手下達が、次々に現われてアテナの行く手をはばんじゃうんだから。でも、だいじょうぶ上手く武器やアイテムを手に入れれば得意の武術であいつらなんていちころよ!!

なんてったって、私はアテナ!! 手に汗にぎる幻想界の不思議な旅を最後までバッチリ楽しんでちょうだいネ………!!

取扱説明書 <ストーリー> より

れとげ部!での評価

ギャルげ?
……だけど!
レアげ! :

ここがギャルげ?

ビキニアーマーの衝撃!

先にも述べた通り、ACを知るか否かで評価が分かれる作品だけど、でも、どちらも共通して頷けるのはきっと「ビキニアーマーのインパクトは非常に大きかったな!」。このゲームはこれに尽きるよね~(いや、それがすべてではないんだけどさ!)。子供ながらにレジに持っていくのには勇気がいったな!(平気で「このゲーム買って!」とおねだりできるちょっと年下の子とかに尊敬の眼差しを向けたな!)。ビキニに優れたる防御力があるとは到底思えないにもかかわらず、「美少女+ビキニアーマー=最強!」という公式が成り立つ不思議! まぁ厳密にいえば、アテナは鎧の下にビキニ水着を下着よろしく着用しているというビキニアーマーで、これまた不思議な設定だけど、……まぁ、それはそれでよしっ!(?)

ここがレアげ!

付属のミュージックカセット!

本作には続編『サイコソルジャー』の主題歌を収録したカセットテープが同梱されていて、それにいまやコレクターアイテムとしての価値が出て、完品にはかなりの高値がつくそうな! 調べてみたら、10万2千円とか4万5千円とかで出ててびっくり! 完品のみの平均価格は定かじゃないけど、この感じだとたぶん4万円は超えてそう……。あの日、恥ずかしさを堪えて買ってよかった! でも、私の『アテナ』は今いずこ……、なんでもっと大切に保管しておかなかった過去の自分! ――って、こういう情報を見たときいつも思うよねー。あ、ちなみに本作のアテナは「KOF」のアテナのご先祖様だって初耳っ!

コメント! (レトゲで一言!)

  1. 管理人 ぶちょー より:

    子供ながらにレジに持っていくのには勇気がいったな。付属のミュージックカセットには意外な価値が?

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