信長の野望 全国版

ファミコン

基本情報

  • ジャンル:シミュレーション
  • 機種  :ファミリーコンピュータ
  • 発売元 :光栄
  • 発売日 :1988年3月18日

ゲーム概要

「何度、プレイを繰り返しても『信長の野望 全国版』が燃えるんじゃが!?」みたいな? 本作は光栄さん初のファミコンソフト。信長の野望シリーズの第二作目。でも基本的に「全国版」とは呼ばない。「信長の野望」と言えば、このソフト。むしろ、シリーズ第一作目『信長の野望』の方が「初代」と呼ばれることが多いのではなかろーか(私感)。

このソフトはまずファミっ子たちにはインパクトがデカかった! そう、「カセットでかっ!」ってみんな言ったよね。それから「値段たかっ!」。定価9800円はファミコンソフトとしては破格だったよね(カセットといえば、昔のPCゲームはカセットテープだったなぁ……)。

そんな本作は1986年10月にPCゲームとして発売され、1988年3月にファミコン移植。前作の不満点が解消されたバージョンアップ版ともいえる仕上がり。例えば、前作では17ヵ国しかなく、織田信長以外の大名では遊べず。最大8名の君主から選択可能で58国の『三国志』と比較してもその差は明らかであった(まぁ『三国志』の方が「初代信長」よりも後に出てるから優れているのは当たり前なんだけど)。そこで本作は日本の全50国からプレイヤー大名を選べるように(17ヵ国モードも可)。ゲームのスケールが大幅にアップ。また、プログラミング言語がBASICからC言語へ、ゲームスピードも向上した。

  • 『信長の野望』は、内政と戦争を中心としたゲーム性。メインマップ上で内政を、戦闘マップ上で戦争を行う。この仕様は「国盗りSLG」の基本となり、のちに本作以降の様々なSLGで使用されるシステムとなる。治水開墾を行って国を富ませ、徴兵や訓練で兵力を上げる。富国強兵がゲームの基本。忍者を雇って他の国の大名を暗殺することも可能で、その場合は暗殺された大名の国は空白地となり、周辺大名間で入札が行われる。そのため、戦争するより暗殺した方が早いなどのテクニックが生まれ、こうした試行錯誤に本作の面白さがあると思ってる。

また、『全国版』までは大名の能力値をゲーム開始時のルーレットで決める、といった特徴があった。ここでの数値がゲーム難易度に大きく影響を及ぼす。これには「大名の能力値ルーレットの幅が広すぎる」などの不満も聞かれた。他にも「配下武将がいない」「武将の個性が年齢と顔グラにしかない」など。初期の作品だけにまだまだ発展途上の点も見られ、しかしそれでも基本的なシステムはすでに完成していて。いい部分は踏襲しつつ、『三国志』など他作で好評だったところを組み込み、そして新たなシステムが毎回楽しみな作品が私にとっての『信長の野望』といった感じ。まぁ最近は情報が多すぎて、昔のシンプルなシステムの方が気軽に楽しめたような気がしないでもない。けど、やっぱり最新のゲームは「すごい!」って思わされるところ多々で。――要するに『信長の野望』は「神げ!」であると断じるに些かの躊躇も持たぬ!

れとげ部!での評価

神げ!

ここが神げ!

いろんなプレイが詰まってる!

自分の地元の大名でプレイするとか基本だよね。土佐の長宗我部氏が初心者向けなんだっけ? 北海道の蛎崎氏とか「誰?」って感じ。年貢100%にして施しで一揆を防ぐ飴と鞭作戦とか。人によってもいろんなスタイルがあって、人のプレイを見てるだけでも楽しいんだよね。

コメント! (レトゲで一言!)

  1. 管理人 ぶちょー より:

    あたらしい げーむ ですか
    (Y/N) ?■

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