ムーンクリスタル

基本情報

• ジャンル：アクション
• 機種　　：ファミリーコンピュータ
• 発売元　：ヘクト
• 発売日　：1992年8月28日

ゲーム概要

• はい、今回は『ムーンクリスタル』ね。「ムーン・クリスタルパワー！　メイクアップ！」って言いたくなるのは私だけ？（いや、本作は「ムーン・クリスタルパワー！　メイクアップ！」とはまったく関係ないんだけれど）

• さて、本作はファミコン後期の1992年に発売された横スクロールアクションゲーム。
• 動きが非常に細かく作られていて滑らか。
• ファミコンとしてはグラフィックの描き込みが突出していて、アニメばりのムービーシーンとかすごくいい（『キャプテン翼』や『忍者龍剣伝』のテクモシアターみたいな）
• テキストも大きく、漢字が使われていて読みやすい。
• それからボス戦の戦略性の高さにも定評がある。
• アクション・演出ともに非常に高いレベルで完成された良作といってもいいと思うの。

• 当時はスーファミへの移行期だったため、プレイした人は少なかったかもしれないな。
• しかして現在、ファミっ子の間では割と知られたタイトルに。その理由が「高額げ！」
• これも「ファミコン後期の作品ゆえに流通量が少なく、のちにプレミア化した」ファミコンあるある。現在は3万円前後で取引されているらしいんだけど、このソフトは今後の値上がりも期待できそうな予感がしてる私がここにいるよ。
• 持ってる人は今のうちに売るべきか、さらなる価格高騰を待つべきか……、悩ましいよね～（「いや、持ってないよ！」っていうよね～！）

ストーリー

豊かなで美しいシルスの村。鉱物研究家スレイター教授夫妻の一人息子であるリッキィは、村人たちと平和な日々を送っていた。ところがある夜、何者かが村に現れ、村の人々をどこかに連れ去ってしまう。それはクリムゾン伯爵の手のものたちであった。やつらの狙いはこの地方でのみ、僅かに発見されるムーンクリスタル。神秘的に輝くこの石には恐るべき秘密が隠されているという。ただ一人、この難を逃れたリッキィは村人たちを救出すべく旅に出る。

箱裏より

れとげ部！での評価

高額げ！：

ここが高額げ！

• ムーンクリスタルパワー！
  ――プレミアーム！　ファミコン後期（スーファミ移行期）の作品であるため流通量が少なく高額で取引されているパターンね。状態によって価格が違うのは言うまでもないけれど、平均的には数万円くらいかな。完品・美品だと5～7万円という値が付いていることもあるみたい。コレクターにも二種類いてファミコンソフト全コンプ目指す人と純粋にプレイ目的で購入する人。前者は当然として後者も「良作なら高くても是非やっておきたいなぁ」って思うから、作りがよく現在ではプレイが難しいタイトルの方がより高値で取引されている感じだよね。まさに本作がそう。移植もDL配信とかもされてないからなぁこれは。バッテリーバックアップがついていないっていう欠点も、電池切れの恐れがなくなってより長く楽しめる長所に転じてる。今後とも値上がりが期待できる一品なんじゃないかなー、なんて私は思っているファミコン投資家目線みたいな。