基本情報
- ジャンル:アクション
- 機種 :ファミリーコンピュータ
- 発売元 :タカラ
- 発売日 :1987年3月25日
ゲーム概要
- お人形のジェニーちゃんを主人公にした横スクロールアクション。ジェニーちゃんはパンチとキックで悪の教団と戦う。(ジェニーちゃんめっちゃ武闘派)
- 硬いザコ敵、わかりにくいアタリ判定――すなわち、くっそムズい。お人形大好きな女児たちは当然のこと、歴戦のゲーム少年たちをも沈めてきたと思われ。
- ジェニーちゃんの一枚絵が表示されるオープニング画面。これ、ゲームの雰囲気を思えば「アメリカで起きた猟奇犯罪の被害者写真」のように見えるのは、私だけ……?
- 骨太すぎる難易度。ジェニーちゃんに似つかわしくないダークな雰囲気。あの難関アクションゲーム『魔界村』を思い出すのは、きっと私だけじゃないはず。
- 「ドールのジェニーちゃんを主人公にした女の子向けゲームを作る」のには失敗した感あるけれど「女の子にも『魔界村』を知ってほしい」と考えて作ったのなら成功と言えそうだよね。(言えそうだよね?)
ストーリー
ここはミステリータウン。ジェニーはミュージカルの主演女優。上演が迫り、街の人々の期待が高まる。しかしミュージカルの台本が悪のBB教団に奪われてしまった。
主催者はそのことを隠していたが、ジェニーは台本が奪われた事実を知り、ひとり台本を取り戻す決意をする。
勇んでジェニー・ショップから出たジェニー。主催者が台本を取り戻すために雇ったスパイの生き残りが現れる。そして黒封筒を突きつけて去って行く。
黒封筒の中には鍵と一枚の紙きれだけが……。黒封筒を手にしたことでジェニーは教団から狙われることに――。
……はたしてジェニーは黒封筒の謎を解き、台本を取り返してミュージカルを無事に上演できるのでしょうか?
れとげ部!での評価
無理げ!:
ここが無理げ!
- ターゲット層ガン無視!
――タカラの着せ替え人形を主人公にしたゲームってことで、購買層としてのターゲットは当然女児だよね。素直にもっと明るくファンシーな雰囲気を前面に押し出せばよかったのに、なんでこんなホラーな感じに? 疑問に思わざるを得ないよね。(いや、ファンシーな面もあるんだけどね、なんかホラーな印象が残るっていうか。やっぱ猟奇犯罪の被害者感溢るるオープニング画面のせいか……) - アクションとしてもアラが目立つ!
――はしごの昇り降り、階段を下りるポイントとか、操作性に難あり。回復アイテムもなかなか出てこない。劇場の鍵の番号(ロストワード)(てかロストナンバー?)を自分でメモしておかなきゃいけなかったとか、まあ如何にもファミコンなんだけど、せめてその旨説明書に書いといてよね。
コメント! (レトゲで一言!)
ジェニーちゃんのモデルはアグネス・ラムさん。『うる星やつら』のラムちゃんのモデルもアグネス・ラムさん。っていうジェニーちゃん豆知識。