基本情報
- ジャンル:シューティング
- 機種 :ファミリーコンピュータ
- 発売元 :ジャレコ
- 発売日 :1986年4月17日
ゲーム概要
- 『アーガス』は1986年、ジャレコがアーケードでリリースした縦スクロールシューティングゲーム。そのファミコン移植版。全16面のループゲー。「ゲームタイトルを50音順に並べるとトップになるゲーム」として有名。
- 簡単に言っちゃうと「ゼビウスみたいなシューティング」。対地・対空の撃ち分けがあるやつ。この時代はこれで説明できちゃうシューティングゲームって多い印象。
- とはいえ、『ゼビウス』との差別化を図ろうとした工夫も感じられて、
・面ごとに変わる対空ショット
・ロボット「ウォル・アーマー」に変形(一定時間無敵、FC版のみ)
・ボス撃破後の「ランディング」(着陸)
――など、ちょっと変わったシステムが採用されてたりもする。
ストーリー
- 「アーガス」とはギリシャ神話に登場する百の目を持つ巨人のこと。
- そのアーガスが「メガ・アーガス」として現代に復活!
- 「メガ・アーガス」は各地にある連合軍基地を次々と占拠!
- 窮地に追い込まれる連合軍……
- ある遺跡から発見された設計図――
- 彼らはそれを元に未知の兵器「ヴォル・アーグ」を完成させた!
- そして「メガ・アーガス」との究極の戦いが今始まる!
れとげ部!での評価
無理げ!:
ここが無理げ!
- 後半の敵の攻撃がやばいくらい激しい!
――バリアやトランスフォーム(ロボット変形)がないと絶対に避け切れないとこあるよね!? - とにかく「ランディング」失敗!
――ボス撃破後に「自機を滑走路に着陸させるボーナスゲーム」みたいなのがあるんだけど、これが鬼難しい! 失敗しても残機は減らないんだけど、パワーアップがリセットされるんだって(私は失敗しかしなくて、面ごとにリセットされる、そういうものだと思っていたよ……) - 「クリアさせない」っていう強い意思を感じる!
コメント! (レトゲで一言!)
「『ゼビウス』はすごい!」って言われても私には少し実感がしにくい。でも「ゼビウスみたいなシューティング」に出合うたび『ゼビウス』の影響力の大きさを実感。「やっぱ『ゼビウス』はすごいレトロゲームなんだね」ってなる。
「『アーガス』難っ!」って思うんだけど、じつはアーケード版はもっと難しくて、ファミコン版は難易度調整されてるんだって――まじか。なんでもこの高難易度の原因は当時のジャレコ社長にあったんだとか。「ゲームは難しくないとすぐに飽きられてしまう」「難しいほどプレイヤーは熱くなれる」って考えは程度の差こそあれ当時のゲーム業界の一般的な認識だったみたいだよね。ゲームの絶対数が少ないから「難しいほど長く遊べるいいゲーム」って感じだったのかな。今はゲームがいっぱいあって、誰でもエンディングを見られるくらいじゃないとダメっぽくて、そんなところに時代を感じちゃったりする今日この頃だったりする?