基本情報
- ジャンル:アクション
- 機種 :ファミリーコンピュータ
- 発売元 :バンダイ
- 発売日 :1989年3月3日
ゲーム概要
- フレー、フレー、桃!
- ――と、いうことで(何が???)『魁!!男塾 疾風一号生』ですね! これはパケ絵を見た時点でわかると思うんだけど「昔の漫画のファミコン化」作品。……え、嫌な予感がするって? まあ、とりあえずいってみよー!
- 「魁!!男塾」はなんとジャンプ漫画である! 「累計部数2700万部突破!」の大ヒット漫画なのである! まあ、ファミコン世代なら当然知ってるよね!(私は知らなかったな!!!)
- ストーリーは、行き場をなくした不良少年たちを全国から集め、スパルタ教育を施す男塾――塾生たちの<友情><努力><根性>の死闘を描く「軍国主義テイスト・バトル・ギャグ!」って。なんかカオスってて面白そう。
- そんな「魁!!男塾」のファミコン版。『北斗の拳』などと同じようなアクションゲーム。「どっちもジャンプ力高くね?」ってなるよね(私だけ?)
- こういう感じのアクションゲームって私は割と好き(下手の横好き)
- 男塾一号生である剣桃太郎、富樫、J、虎丸の四人から一人を選択して進んでいくんだけど「富樫の防御力が高い!」とか「桃太郎最強伝説!」とか、これらキャラの特性は原作に忠実に再現されているらしく、この点は作者も高く評価してたんだって!
- (ただし、アクションパートにおける各キャラのグラフィックは使い回しである! ボス戦になるとそれぞれ固有グラフィックがあって動きの違いとかでそれとわかるけど、若干違いがわかりにくく思うのは私だけ???)
- 漫画原作のファミコン化作品は割とクソゲーになりがち(ファミコンあるある)。されど、本作についてはそこまでクソな感じはしなかったな、私は!
- たしかに「当たり判定が結構シビア」で、そのためか「雑魚が妙に強い」って感じるところはあるんだけど、グラフィックには独特のよさがあるし「HPが0になるとローソクの火が消えるムービー」は原作でもおなじみなんだって!
- HPを回復するにはキャラクターチェンジ、そして男塾名物(らしい)「大鐘音」!
- 武田信玄と上杉謙信との合戦に由来があって「一千の兵が横に並び大声で檄を送る」っていう究極のエール!!! 一説によれば、その声は二十五里(100キロ)先まで届いたというから驚きだよね!
- セレクトボタンを押してメニューを開くたびに塾長が同じこと言って登場するのはちょっとウザイけど、それもまた(ファミコンだから!)よし!
- ――うん、ここまで書いてきて思った。このゲーム、悪くないぞ。ああ、悪くない!
- ――しかし、一般的な評価は「バカゲー」っていわれてる。まあ、確かに世界観が男臭いっていうか、思わずツッコミがこぼれてしまうところとか。でも、私の独自調査によれば(そんな大げさなもんじゃないけど)原作もそんな感じらしい。バトル中に何が起こっても不思議ではない――そんな感じらしい。
- ゆえに原作を忠実に再現しているだけ(?)であり、決して「原作破壊のクソゲー」ではないのである!!!
- プレイ感からすると「原作を知っているとより楽しめるゲーム」のような気がする。ちょっと原作を読んできたくなる。そんなわけで「れとげ部!」での評価は「馬鹿げ?:☆3」でよろしくお願いします!(異論はもちろん認めます!)
ストーリー
男塾――、真に男を極めんとする者、日本男児とは何たるかを知る者の究極の道場である。本塾は全寮制にて、全国津々浦々より集まりし、精鋭三百余名、時代錯誤と批判されようとも、軍隊式のスパルタ教育で明日の日本をしょって立つ人間を育ててみせよう。
そして、わしが男塾塾長江田島平八である!! 一号生の剣、富樫、J、虎丸の四人集合せい、おまえら一号生に、特別のスパルタ教育をしてやるから、感謝せい。この男塾を出発すると、数々の難関が待ち構えておる。お前らはその持ち前の<友情><努力><根性>でチームワークを大切にし、ひとつひとつ突破していくのだ。いいか一号生筆頭剣桃太郎、お前の貫目をみせてやれ!!
取扱説明書 <ストーリー/来たれ!男塾へ!!> より
れとげ部!での評価
馬鹿げ?:
ここが馬鹿げ?
- 漫画同様に愛すべきバカゲー!
――漫画を知らないので、この点なんとも言えないんだけど、一般的にはそんな風に評価されているらしい。純粋にアクションゲームとして粗が目立つ部分はあるけど、プレイ感はそんなに悪くなかったな。うん、悪くなかった!
コメント! (レトゲで一言!)
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