基本情報
- ジャンル:アクション
- 機種 :ファミリーコンピュータ
- 発売元 :カプコン
- 発売日 :1988年12月24日
ゲーム概要
- これって激ムズッ! なのにやめられない!!! そう、『ロックマン2 Dr.ワイリーの謎』ですね。「ファミコンの横スクロールアクション」といえば『マリオ』の次に『ロックマン』ですよね(え、ロックマンの方が先? 気持ちはわかります)
- ファミコンでは『6』までリリースされているんだけど「シリーズ中の傑作」として『2』を推す人はたぶんかなり多いんじゃないかと思われ。リバイバル要素が一番大きい作品なんじゃないかなぁ……?
- タイムアタック動画とか話題になったよね。ワイリーステージのBGMの替え歌とか流行ったよね。そんなこんなが『ロックマン9』のレトロ回帰にもつながったんだよね(もはやそれさえ懐かしいねぇ……)
- ストーリーラインは前作をほぼ踏襲してる感じ。ライト博士によって発明されたお手伝いロボットのロックマンが、正義のヒーロー「ロックマン」に改造してもらい、平和を乱す悪の化学者・ワイリー博士を懲らしめに!
- たしかロックマンは、Dr.ワイリーの手によって暴走させられてしまった兄弟ロボットたちを助けるために戦闘用ロボットに改造してもらったっていうね、ちょっと泣けるお話だったんだよね(違ったっけ?)
- 今回は、前回見事にロックマンに懲らしめられたDr.ワイリーが復讐にやってきたっていう――何度やられても懲りないやつ。まあ、なんかそこがなんか憎めないところではあるんだけどさ!(ばいきんまんとかもそうだよね)
- 基本システムもほぼ前作を踏襲してる。まだタメ撃ちとかスライディングとかなかったんだな~。しかし「撃つと避ける」すなわち「蝶のように舞い、蜂のように刺す」機敏な操作が求められる、オーソドックスなアクションがいい感じなんだな~。
- ロックマンシリーズの魅力といえばこういった「操作性の良さ」だよね。あと音楽も良い。射撃やジャンプの効果音とかも良くできてるし。効果音って重要だよね。「ゲーム内で何が起きているか」視覚とともに聴覚にも訴えてプレイヤーに伝えてくれる。アクションゲームではこれが割と重要っていう事実を再認識させてくれる。
- そして、なんといっても難易度の高さね! 「ティウンティウンティウン」ね! ロックマンが儚く爆散していく姿を拝んだのは一度や二度じゃ済まされなかったはず!
- 「敵のボスを倒すごとに武器が手に入り、その相性さえ理解していれば、難関のボス戦も無問題」っていうけれど、そもそもそのボス戦に辿り着くまでがアクション苦手な私には難しい!
- 比較的難易度が低いのは「メタルマンステージ」で、一番扱いやすい「メタルブレード」をまずはゲットして進めていくのが定石っていうけれど、それでもやっぱり難しい! 知識のないプレイヤー、あるいは私みたくアクション苦手なプレイヤーにとっては「ただひたすら険しい道のりが続いている……」かのように見えるゲームだった……。
- しかし「クリアするのがまるで不可能か」って言われると「う~ん」と唸らざるを得ないところがこのゲームにはある。ザコが無限に復活するから、地道にアイテムを稼ぐことができて、そこからゴリ押しでなんとか進めるところもなくはない。体力を全回復する「E缶」先生を集めれば、ワイリーステージのボスさえ力押しでなんとかなる感あるある。
- 何よりコンティニューが無限にできるからね、とにかく繰り返し繰り返しできるってところに救いがあるっていうなんか不思議。繰り返し繰り返しやってしまえるところにこのゲームの魅力は凝縮されていると思わされ(「アクション苦手なんだけど負けず嫌いなんだよね!」って人は割とこの魅力にハマってるんじゃなかろーか?)
- とかくファミコンのアクションゲームには「覚えゲー」ってもんが多いんだけど『ロックマン2』もその最たるものの一つと言えそうだよね。特に「クイックマンステージ」の即死ビームね! 奇跡的な確率でしか突破できない、まさに嫌がらせのようなトラップである!!!(ただし、時間を止める特殊武器「フラッシュストッパー」を使えば突破は不可能ではないのである)
- どうにもならないほど難しいと思える。しかし時間をかけさえすれば何とかなるんじゃないか、とも思える。ゆえに目標を突破したときに大きな達成感を得られる良ゲーになってるんだよね、たぶん。レトロゲームを攻略する醍醐味を味わいたいなら『ロックマン2』だよね、たぶん!(いや、間違いない!)
ストーリー
Dr.ライトの生み出した、スーパーロボット”ロックマン”によって謎の天才科学者Dr.ワイリーの世界征服の野望は阻止され、世界に平和がよみがえった。しかし、Dr.ワイリーは甚大な打撃を受けたにもかかわらず、再び”ロックマン”に新たな闘いを挑むべく、8体の強敵ロボットを送り出した……。
取扱説明書 <ストーリー> より
れとげ部!での評価
無理げ!:
……だけど!
神げ! :
ここが無理げ!
- ワイリーステージ4面のボス!!!
――ワイリーステージ4面のボスはなんと5つの砲台なんだけど「クラッシュボム」でしか破壊できないっていうね。 - からのラスボス!!!
――ラスボスも「バブルリード」でしかダメージを与えられないっていうね。 - つまりワイリーステージぃぃぃ!!!
――「ぃぃぃ!!!」ってなるよね、まったくね。まさに鬼門。初見殺しと嫌らしいギミックがこれでもかとプレイヤーの心を打ち砕く。
ここが神げ!
- 難しいのにやめられない!!!
――うん、もう語り尽くしてしまった感あるけど『ロックマン2』の魅力はこれに尽きるって思うの。アクション苦手な人も「負けず嫌いだ!」って人は多いはず。てか根源的に人はみな負けず嫌いなはず。ゆえに何度でもトライしたくなる中毒性がこのゲームにはあると思う(この難易度設定は本当に絶妙なバランスだと思う) - メガマン!!!
――うん、ロックマン2の話になると必ず語りたくなるのがロックマンの北米版であるところの『MEGAMAN』の存在ね。……うん、凄いよね、日米の文化の違いが。
- スペシャルサンクス!
――ボスキャラの公募が始まったのが今作から。採用者はエンディングにてデザイナーとしてクレジットされるっていうね。最終選考で惜しくも落選してしまった佳作者の名前もスペシャルサンクスに記載されるっていう粋な計らい。載った人は一生の自慢になるよね!(うらやま~!)
コメント! (レトゲで一言!)
……結局、Dr.ワイリーの謎ってなんだったの?(調べてみるとラストでDr.ワイリーがエイリアン化するんだけど「実はそれはホログラフだった」ってのがそれだったという説が有力みたい)