ミシシッピー殺人事件

基本情報

• ジャンル：アドベンチャー
• 機種　　：ファミリーコンピュータ
• 発売元　：ジャレコ
• 発売日　：1986年10月31日

ゲーム概要

• 本作は伝説のクソゲー、即死ゲーの呼び声高い一品。海外でリリースされたアドベンチャーゲーム『MURDER on the MISSISSIPPI』のファミコン移植版。
• アドベンチャーは純粋に物語を楽しめるあたり、当時のファミゲーの中でも人気ジャンルだったんだって。されど本作はそんなユーザーたちの期待を奈落の底に叩き落したって言われてるよ。
• 豪華客船デルタ・プリンセス号で船旅を楽しんでいた探偵のチャールズとその助手ワトソン。この二人がたまたま殺人事件の死体を発見してしまい、船内を調査することになるっていうのは探偵もののお約束。
• そしてプレイヤーは事件の真相を知ることなく、困惑と苛立ちとある意味恐怖に突き落とされるっていうね。これ、当時ちゃんとクリアできた人どのくらいいたのかなぁ？

ストーリー

セントルイスを出航し広大なミシシッピー川を下りニューオリンズへと向う豪華客船「デルタ・プリンセス号」。この船にはさまざまな男女が乗り込んでいた。お金持ちの婦人、判事、ｅｔｃ…。その中に世界的に著名な探偵がいた。チャールズ・フォクスワース卿と助手のワトソンである。二人は久しぶりの休暇を優雅な船旅で楽しもうという計画で、この船に乗り込んだのであった。外はさわやかな６月の風が吹き、船のエンジンは快調だった。こんな心地よい日にあんな恐しい出来事が起り、自分が捜査にのりださなくてはならなくなるとは、さすがのチャールズ卿も夢にも思わなかっただろう。

ワトソン      ：いやあ！なんとも今日は、さわやかな日ですね！
チャールズ卿：本当だね。ワトソンくん。楽しい旅行になりそうだ。デッキを散歩しながら他の船室のお客さんにあいさつでもしてこようか？
ワトソン      ：まいりましょうか。せんせい。

そんな会話をかわし、２人は自分達の船室をあとにしたが……？？？

取扱説明書 ＜ストーリー＞ より

れとげ部！での評価

無理げ！：

ここが無理げ！

• 豪華客船なのに理不尽な罠の数々！
  ――あの有名なナイフ、そして落とし穴ね。ヘタしたら事件が始まる前にゲームオーバーっていうね。てか誰が仕掛けてるんだよっていうね。豪華客船の安全対策どうなってんのっていうね。船に落とし穴って。下の部屋に落ちるだけなら打撲とか捻挫とかですみそうだけど。ワトソン君の発言にイラッとしちゃうのは仕方ないよね。
• もういいました！
  ――聞き込みを行って証言を集めるんだけど、同じ人に同じことを聞こうとしても「もういいました」「さっきはなしましたよ」と話してくれない。一応3つまで証言をメモしておけるんだけど、少なすぎ。「もういいました」にイラッとしちゃうのは仕方ないことだと思うの。
• セーブ機能がない！
  ――もうね、どないせーちゅうねん。