基本情報
- ジャンル:レース
- 機種 :ファミリーコンピュータ
- 発売元 :バリエ
- 発売日 :1988年12月17日
ゲーム概要
- はい、『トップライダー』! 家庭用体感型ゲームの走り的なソフトなんじゃなかろーか!(トップライダーだけに!)
- 「走り的」というとファミコンでは『カラオケスタジオ』も体感型ゲームと言えなくもない。けどやっぱりトップライダーの印象が強いよね、走り的にね。
- 『トップライダー』はその名の通り、バイクを操作するレースゲームなんだけど、空気で膨らませるビニール製のエアバイク(正式名称:ハードウエアーバイク)に跨って、左右に倒して操作するっていうね、たぶん「ゲーセンのバイクゲームをお家でも!」っていうコンセプトのもと誕生したソフトだと思われ。
- うん、浮き輪と同じ作りだよね。さすがにちゃっちい感は否めないけれども……。いや、でも、うん、これ! 見てるだけでワクワクしてこない? 私はこういうのめっちゃ好き!
- 今では『マリオカート』の「ハンドル型コントローラー」とか? 『リングフィット アドベンチャー』とか? いろいろあるよね体感型ゲーム。やっぱ面白いんだわ体感型ゲーム!
- ハードウエアーバイク、まさに画期的!(当時としてはね、ある意味では今でも画期的かも)。ハンドルの中心にはスタートボタンとセレクトボタン。アクセル、ブレーキもあって本格的。なんと二段階ギアまであるではないか!(二段階って……とか普通のバイクと比べて思わないように!)。ハンドルを引き上げるとウィリー走行もできるっていうね!
- 左右への傾きはハンドル内部に入ったパチンコ玉が転がって、電極への接触により感知される単純な仕組み。60kgの体重制限があるけども、それ以上の人は腰を浮かせてエアエアーバイクプレイすれば無問題。足腰が鍛えられてバイクフィットできるっていうわけね!(どういうわけ?)
- 一応付属のエアーポンプが入ってるけど、クオリティは百均レベル……。膨らませるのには相当な時間と労力がかかる玉に瑕(いや、これもエアーフィットと言えなくもないんだけど、もういいよねさすがにね)
- ゲーム内容としては至って「単純なレースゲーム」。純粋に走りを楽しむ「ツーリングモード」と各地を転戦する「グランプリモード」がある。グランプリモードでは国際A・B級、鈴鹿他4コースをクリアすると世界各国の5つのグランプリコースにも挑戦できて、割とボリュームもしっかりな印象。
- 専用コントローラーで操作するためか、難易度はさほど高くない感じ。他のライダーと衝突すると当然ながらコケるんだけど、路肩を走ってもあんまり速度落ちないから、そこを走れば楽勝ムードっていうね。
- ハンドルは取り外しも可能だから、別にバイクに跨らなくてもプレイできるのは地味に嬉しい心遣い(専用コントローラーがないとプレイできなくなるゲームというのがファミコンにはあるんだからねっ)
- 車体を傾け、ハンドルを切ってコーナーを曲がる楽しさよ! 現代の子どもたちにも普通にウケるんじゃないかな、これ(異論はもちろん認めます)
れとげ部!での評価
異色げ!:
ここが異色げ!
- 専用コントローラー!
――なんといっても「ビニール製エアーバイク」という専用コントローラーが画期的なこの商品(絶対にウイリーしたくなるよね!)。でも正式名のハードウエアーバイクはちょっと意味わかんない(普通に「物理的な装置」って意味? よくわかんない)。60kgの体重制限を超える人でもエアエアーバイクすれば足腰鍛えるバイクフィットできるってところに私はツボったな。……でもこれお高いんでしょう? 当時の定価は9800円。まあソフトだけのゲームと比べちゃうと若干お高め。しかも当時は「子どものおもちゃに1万円なんて贅沢だ!」ってな時代だったな。今はどうなんだろうね? もっとお高いよね今のゲームって。 - マッハライダーでやりたくなる!
――私だけかな?
コメント! (レトゲで一言!)
ハンドルを切ってコーナーを曲がればそこに風を感じられる体感型レースゲームね。