ドンドコドン

ファミコン

基本情報

  • ジャンル:アクション
  • 機種  :ファミリーコンピュータ
  • 発売元 :タイトー
  • 発売日 :1990年3月9日

ゲーム概要

本作はタイトーさんお得意の固定画面アクション! ――で、アーケードゲームのファミコン移植版。主人公である白ひげの大工(ドワーフ?)ボブとジムが、ハンマーで叩いて潰れた敵を投げて倒す! ラウンドの最後にはボス戦が待っており、ここでもやはり敵を潰して投げてダメージを与えていくよ。このゲームはステージの変化には富んでいるものの、パズル性などはあまり感じない。しかして、この手のゲームで最も重要なのは「いかに敵を効率よく倒し、高得点を得るか」である。それには「大量の敵を一気に倒す!」。これにより、「効率・得点」の両方を得られ、しかも爽快感まで生まれるという一石三鳥! 本作でも「潰した敵を投げて多くの敵を巻き込んで倒す!」ことで、高得点のアイテムが出現するようになっている!

――こうして紹介してみると「なかなかいいゲームなんじゃない?」って気がしてきて、実際に悪くはない。だけど、『フェアリーランドストーリー』や『バブルボブル』といった作品に比べちゃうと、やっぱり地味な印象は否めず。敵の倒し方にしても、まぁアイデア的にはありきたりと言わざるを得ないし。ドット絵のキャラは全体的にかわいらしくて、これもまた悪くはないんだけど、イマイチそれ以上の魅力というものが伝わってこず。そのためかセールス的にもふるわず、マイナーな存在となっている……

……と、私は思っていたんだけど。あるときひょんなことからこのゲームの話題になってね、「ああ、ドンドコドン、タイトルだけは妙に有名な不思議なゲームだよね」って友達が。「え? ドンドコドン、祭り囃子が、聴こえる♪」と歌う私。「……え、まぁ祭り囃子としても有名? だとは思うんだけど、ほら、DonDokoDonの山口でーすって、ぐっさんが」。そうだ! お笑いコンビの名前だったんだ『ドンドコドン』。……でも、それって有名???

ストーリー

MARRY LANDは、とっても平和な国でした。そこには、ボブとジムという、ふたりの腕のいい大工さんが住んでいました。

ある日、ふたりは森へ出かけて行きました。王様の命令で、新しいお城の柱となる木をさがすためです。

ふたりは、森の中でこれまでに見たこともない大きな木を見つけました。

「これなら、立派な柱になりそうだ」

カーン、カーン。力いっぱいにオノをふるって、その大木を切りはじめたその時です。中からピンク色に輝く光が飛び出し、王様のお城めがけて飛び去って行きました。

実はこの光はなんと! 不思議の国で飼われているブタだったのです。ブタは、王様とお姫様をさらうと、ボスの住む雲の上のお城に閉じこめてしまいました。

「こりゃあ、お国の一大事だあ!!」
「おいらたちが、おふたりを助けなきゃなんねえぞっ!」

ボブとジムは、各々ハンマーを持つと、勇敢にもふたりを救出するために、ブタを追って旅立ちました。

取扱説明書 <ストーリー> より

れとげ部!での評価

有名げ?

ここが有名げ?

DonDokoDon

前述のとおり、お笑いコンビの名前であることでタイトルだけは妙に有名だという気づき。ただし、それぞれピンで活動しており、とくに当時は山口さんのみ活躍が目立っていて、コンビ名は言われてはじめて意識するレベルだったな。コンビ自体は「不仲説」が囁かれ、そのためか宣言こそしていないものの、事実上の解散状態なんだとか。ひょっとして「このゲームがコンビ名の由来?」とのひらめきにちょっとワクワクしながら調べてみたんだけど、『歌って笑ってドンドコドン』というかつて放送されていた大阪のラジオ番組が由来なんだって。……で、改めて聞きたいんだけど、それって有名???

コメント! (レトゲで一言!)

  1. 管理人 ぶちょー より:

    【裏面(ステージ51~100)への行き方】

    ステージ1の画面中央、一番上の段でジャップしながら攻撃すると光る場所があるので、何度も攻撃すると鍵が出現。入手すると画面下に扉が現れるので入ると、パスワード入力画面になる。

    制限時間内に「スペード、ダイヤ、ハート、クラブ、ダイヤ、ハート、スペード、クラブ」の順に攻撃すると、ステージ51からスタートできる(攻撃する順番はステージ50クリア後のエンディングの最後で表示される)

    ステージ100クリア後に真のエンディングが待っている。

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