全国の自販機の下…2hSP【さまぁ〜ずの神ギ問 2017年01月13日】

さまぁ〜ずの神ギ問

2018年01月13日放送『さまぁ〜ずの神ギ問』のまとめ。本日は「全国津々浦々あなたの疑問いただきますSP」。神ギ問5、グ問3。札幌・東京・名古屋・大阪・福岡の5都市にカメラを設置。街行くみなさんの疑問を頂きました。

神ギ問:全国の自販機の下に落ちているお金って全部集めるといくらになるの?

まずは自販機が日本に何台あるのか? グーグルで「自販機 台数」で検索。飲料水の自販機だけで、日本全国に約250万台あることがわかる。1日100台調査したとして、25000日、68年以上かかってしまう。

とりあえず、東京都の屋外に設置されている飲料水の自販機2000台を調査することに。自販機は私有地に設置されていることが多いため、私有地の方に許可を取った上で、お金を見つけた場合には所轄の警察署に届ける。

東京都内2000台を調査した結果、落ちていたお金の合計金額は、2990円

今回の調査を単純計算した場合、2990÷2000台×250万台=373万7500円

統計学を用いて誤差を加味し、こうしてここまでの答えがいったん導き出された。

Answer:2000台を調査したところで結果は2990円。これを統計学で出した全国の総額は220万円~490万円の間。手間の割に地味な作業なので我々としてはこれを答えにしたい。

ちなみに、フジテレビ内57台の自販機の下に落ちていたお金の合計金額は11086円だった。

神ギ問:英和辞書って一番最初はどうやって作ったの? 昔と今はどれくらい違うの?

まずはグーグル、「英和辞書 最初 作った」で検索すると、江戸後期の文化11年(1814年)に作られた『諳厄利亜語林大成《あんげりあごりんたいせい》』が最初の英和辞書とある。

この『諳厄利亜語林大成』を所有しているという明治学院大学(東京都港区)へ行ってみることに。

実際に見せてもらうと、英単語の下に日本語が書かれており、約6000語が掲載されていた。

どうやって作られたのか?

江戸時代後期の1808年、鎖国中の日本の長崎港にイギリスの軍艦が不法侵入する事件が発生。これをきっかけに幕府は「英語を理解する必要がある」と考えるようになる。そこで、当時長崎にいた英語ができるオランダ人(和蘭商館館長ヤン・コック・ブロンホフ)の指導のもと、英和辞書作成にとりかかり、1814年に『諳厄利亜語林大成』が完成した。ただしこの辞書、幕府が鎖国中に内々に作った辞書であるため、後世には伝わらなかった。辞書というよりも単語帳のような感じ。

現在のような辞書はいつどうやって生まれたのか?

本格的な英和辞書は、ペリーが来航(1853年)して開国後、欧米から色々な人が来るようになり、ヘボン博士という宣教医師が『和英語林集成』という辞書を1867年に作った。前半は和英辞書、2万語以上を収録。後半は英和辞書、およそ1万語を収録。この『和英語林集成』は完成度が高く、現代の辞書にかなり近い。

スゴイぞ!ヘボン!BEST3

1位:ブチ(ブチコワスなどの打ち)
2位:アルコール(焼酎)、ジュース(汁)
3位:アイタ(痛みの感嘆詞)

こうして神ギ問の答えが導き出された。

Answer:現在に近いものは1867年にアメリカから来たヘボン博士が作った『和英語林集成』で、ひたすら周りの人に「これは何ですか?」と聞きまくって作った。

神ギ問:日本ではパンダが産まれるとお祭り騒ぎになるけど、海外ではどんな動物で盛り上がるの?

グーグルでヒットした『トリップアドバイザー』(世界最大の閲覧数を誇る海外旅行口コミサイト)の中に、世界の動物園トップ10を発見、通訳を雇い各国に電話取材した。

アメリカは、赤ちゃんカバに米国民が夢中。オハイオ州シンシナティ動物園ではカバの赤ちゃんフィオナが大ブーム! カバの赤ちゃん自体はさほど珍しくないが、未熟児として生まれたフィオナは母親が世話をすることができず、動物園スタッフがチームフィオナを結成し、24時間体制で世話をした。スタッフが写真や動画をSNSでアップし話題になった。

ドイツは、思いを受け継ぐ双子のホッキョクグマ。ノビー&ネラが2014年ドイツで人気を集めた。2006年、ベルリン動物園で双子のホッキョクグマが誕生、しかし母親は育児を放棄、一頭は生後4日で息を引きとった。残った一頭はクヌートと名付けられ、ドイツ国民はその元気な姿に魅了されていく。『クヌート』はドキュメンタリー映画が作成されるほどの人気ぶり。が、クヌートは2011年に息を引きとり、国民は悲しみに暮れた。しかし、クヌートの後を継ぐように双子の赤ちゃんが誕生。ノビー&ネラをもともと双子だったクヌートの生涯と重ね、クヌートと同じように愛している。

以下はいい話はないが、それでも人気のある動物を紹介。

メキシコのロスコヨーテ動物園はメキシコオオカミ。絶滅危惧種に指定されている。2017年に待望の子供が7匹誕生。

スペインのロロパークはシャチ。ヨーロッパにはほとんど生息していない。ショーなどが見られるのはヨーロッパで唯一ここだけ。

チェコのプラハ動物園はマレートラ。世界に400匹程度しか生息していない。絶滅危惧種に待望の赤ちゃん。

シンガポールのシンガポール動物園には日本から送られてきたホンドタヌキ。日本と中国大陸の極東地域のみ生息。冷暖房完備の専用舎が用意されたという。

オーストラリアはアジアゾウ&ゴリラ。自分たちの国に生息していない動物が好まれている。2018年には上野動物園からゴリラが来る予定。

中国の長隆野生動物世界では、「中国にはこれといった一番人気の動物はいない。パンダも他の動物と同じくらいの扱い」との回答。ただし、グッズの売り上げはパンダが一番とのこと。やっぱりパンダが人気。

ちなみに、日本パンダ保護協会によると、パンダは18カ国の動物園にいるが、調べてみると、どこの国でも日本のようにニュースや新聞で報道されている。やはりパンダ人気は最強!

こうして神ギ問の答えが導き出された。

Answer:海外ではカバやホッキョクグマなど、パンダ以外の動物でも盛り上がっているが、パンダ人気は根強い。

神ギ問:お化けって本当にいることをテレビだったら証明できるんじゃない?

どうやって証明すればいい?

とりあえずグーグルで「お化け 証明」で検索すると、「公益財団法人 日本心霊科学協会」を発見。心霊現象や超常現象が事実であることを、純粋に科学的な精神で、科学的な方法によって調査・研究することを目的としている。

さっそく訪ねて証明方法を相談する。

証明方法は、心霊スポットで「映像と音声」を撮影、科学で証明できない記録=霊の証明、とする方法。が、この方法、子供の頃に見ていた心霊番組と同じ。そこで科学的証明にこだわってみる。

心霊スポット案内人や心霊科学に通じる科学者に調査協力を依頼。調査場所は都内某所の廃病院をスポット。

科学調査開始。調査ポイントは音と映像の解析。特殊マイクで現場の音を記録、超音波を流し霊の動きを探る。映像は高感度カメラと赤外線カメラを準備し、絶対に取り逃さない体制。さらに、電磁波、電解、マイナスイオン、方位磁石、温度・湿度を計測。それを音や映像のスペシャリストたちにより解析する。最新・最高の準備。

が、お化けの存在は証明できず……心霊スポット案内人いわく、病院にいた霊は悪霊ではないとのことで、場所を栃木県のとある森の中の溜め池に変えて再調査する。

モニターが突然落ちるなどいろいろな不可解な現象が起こり、科学的に解析できない謎の音声(=女性のうめき声と同じ周波数)の録音に成功。

神ギ問の出題者である石垣島の少年たちにVTRを見てもらうが、全然納得してもらえなかった。

もっと怖い夏に再挑戦することにする。

こうして神ギ問の答えが導き出された。

Answer:専門家でもわからない謎の音声は録音できたが、お化けの存在を証明するには至らなかった。

神ギ問:ミサイル落ちたら保険っておりるの?

ほけんの窓口(スーパービバホーム豊洲店)で聞いてみる。さらに専門家の意見も聞いてみる。が、難しい話がどうしても多くなってしまう。そこで、以前保険に前のめりなコメントをしていたビビる大木さんに資料を渡し、うまく説明してもらうことに。

スタジオでワイドショー形式で説明。

こうして神ギ問の答えが導き出された。

Answer:国・政府がミサイルを武力行使と判断すれば、免責条項によって保険はおりない。

ちなみに、実在しているさまざまな保険は以下の通り。

・火山保険は地震保険が対応。多くの地震保険は地震だけでなく、「噴火・地震や噴火による津波の損害」にも対応している。

・ドローンが当たったときの保険は「タフ・ケガの保険」(グッド保険サービス)。保険料は年間7000円。主な補償内容は「ドローン自体の損壊10万円」「個人賠償責任1億円」など。

・お酒の席で酔っ払い、偶然カラオケのリモコンで人を傷つけてしまった場合は「新年会トラブル保険」(ジャパン少額短期保険)。新年会以外の飲み会にも対応。保険料は年間6400円。主な補償内容は「個人賠償責任1000万円」「弁護士費用等300万円」「法律相談費用10万円」など。

・雨が降った場合の保険は「お天気保険」(ジャパン少額短期保険)。保険料は宿泊料の10%で、旅行時に「3時間0.5mm以上の雨が降り続く」と宿泊代が100%返金される。

グ問:宝クジを10枚買うなら連番とバラどっちが当たる確率高いの?

答え:ネットで「宝くじは『連番』と『バラ』どっちがお得?」という記事があり実際に確率を計算しており、それによればその差は0.00002%、とのこと、少し『バラ』が有利だった。

グ問:不老不死の研究ってどれくらい進んでるの?

答え:ネットで調べてみると、2013年にグーグル社が不老不死研究のための企業(「カリコ」設立)。が、設立以来詳しい内容が一切公表されていない謎の極秘企業。どれくらい研究が進んでいるのかは、入ってみないとわからない。

グ問:水にこだわってる人多いけど、飲食店で出されてる水ってなんの水?

答え:フジテレビの社員食堂の水は水道水だった。

本日はこれにておしまい。毎週楽しみです。
みなさんもぜひご覧になってください。

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