効果的なお風呂の入り方、疲れがとれる、健康寿命がのびる

いつも健康でいたい
この記事は約4分で読めます。

毎日お風呂に入ると健康寿命がのびる、疲れがとれる。このメカニズムって知ってる?

あいどんのー

血液が体内にたまった二酸化炭素や活性酸素といった老廃物を回収して、新しい酸素や栄養分を全身に補給することで疲れはとれる。血流がよければ、体のすみずみにまで血液が行き渡るし、疲労回復のスピードが上がる

つまり「お風呂に入ると血流がよくなるから疲れがとれる、健康寿命がのびる」ってこと?

いえーす。さらに自律神経の働きがポイント。自律神経のうち、交感神経が優位だと体は活動モードに、副交感神経が優位だとリラックスモードになる

  • 血流をよくする
  • 副交感神経を優位にする

この2つの条件を満たす入浴法が「効果的なお風呂の入り方」なんだ

効果的なお風呂の入り方

お湯の温度は40℃

40℃のお湯につかると血流量が増える。血流量を上げるには、体の内側の温度(深部温度)を0.5~1℃上げる必要があって、それにはお湯の温度は40℃が適温。これが高すぎると、交感神経が優位になってしまう。副交感神経を優位にしてリラックスモードになるにも、やはり40℃が適温となる。

お湯の温度は1℃違うだけで体に与える影響が全然違ってくる。お風呂に温度調節機能がなかったら、湯温計を使ってお湯の温度は40℃を意識してね

全身浴でしっかり肩まで

全身浴は、全身が温まりやすくて、血流もアップしやすい。半身浴はお湯が少ない分、同じ入浴時間だと得られる効果が半減する。半身浴なら入浴時間を倍にして、お湯の温度が下がりすぎないように調整する必要がある。

よく、「半身浴は体にいい」っていうけど、半身浴ならではの特筆すべき効果はないんだって

つかる時間は10~15分

ゆっくり長くつかればリラックス効果はアップする。だけど長湯しすぎると、肌のうるおいが奪われてしまう。お風呂は1日1回、お湯につかる時間は10~15分くらいが適切。

肌のうるおいを保つ主要成分のセラミドが、長湯することで流れ出てしまう。美肌のためにはお風呂につかる時間も大切

入浴剤でリラックス効果アップ

おすすめは、

  • 硫酸ナトリウムが入っている入浴剤
  • 泡が出る炭酸系の入浴剤

これらの入浴剤には血流をよくする効果がある。

お気に入りの香りのものなら、リラックス効果も得られるんだよ

お風呂を出た後は体を冷まさないように

湯上がりに扇風機や冷房で涼むのは、のぼせたとき以外NG。血流がよくて、リラックスしている状態は長く保ちたい。

お風呂を出たらタオルで体をよーく拭いて、寝間着を着たら冷えないようにすごしてね

+αの効果的な入浴テク

温冷交代浴で筋肉の疲れをとる

  1. 40℃のお湯に3分つかる。
  2. 湯船から出て、30℃くらいのシャワーを手足に30秒ずつかける。
  3. 1と2を2回繰り返す。
  4. 最後にもう一度お湯に3分つかってから出る。

※慣れてきたらシャワーの温度を少し下げてもいい。

筋肉痛には温冷交代浴がおすすめ

温冷交代浴は、温かいお湯で血管を拡張、冷たい水で血管を収縮、これを繰り返すことで血流による代謝をよくして、筋肉痛などを引き起こす炎症物質を減らす。

家でやるならお湯は40℃、水は30℃ぐらいのぬるま湯でOK。10℃の差があれば、血管の拡張と収縮を十分促せるよ

ホットタオルで目の疲れをとる

38℃~40℃のお湯に15分つかりながら、ホットタオルを目に当てて、その上から目のまわりを指で軽く押す。

ホットタオルは30秒のレンチンで作れるよ。ホットタオルの代わりに、熱めの42℃のシャワーを、目のまわりにサッと当てるのもいいんだって

やる気が出ないときは42℃のお湯に5分間

熱めの42℃のお湯に5分つかると交感神経が刺激されて、心身を活動モードに切り替えられる。朝、時間がないときには、42℃の熱めのシャワーを浴びるだけでもやる気アップにつながる。

朝は洗面器に42℃くらいの熱めのお湯を用意して足湯してもいいよ。ただシャワーを浴びるだけよりも体が温まりやすくて効果的なんだ

お風呂は毎日入るから、効果的な入浴法でしっかり疲れをとって、毎日元気にすごしたいね

健康寿命ものばしたいしね

おしまい。

コメント

タイトルとURLをコピーしました