人気のダイエット方法であるファスティング、断食。その中でも注目を集めてるのが断続的断食と呼ばれる8時間ダイエットや5:2ダイエット
ポイントはただ摂取カロリーを減らすんじゃなく、空腹時間を長く持続すること。科学的根拠があるといわれている3大ファスティングについての記録
断食がダイエットに効く3つの理由!
空腹だと体脂肪消費が高まり、体の機能が若返る!
体は糖質や脂質、たんぱく質からエネルギーを作って動く。空腹状態が続き、糖や脂肪の供給が減ると、体はエネルギー産生のため体脂肪の消費を高める。
さらに、細胞内ではオートファジーが行われる。これはたんぱく質などのリサイクルで、古くなった細胞が生まれ変わり代謝機能が改善し、やせやすくなる。また、変性したたんぱく質や細胞内に侵入した病原菌が除去される。
疲れた胃腸の機能が回復する!
食べ過ぎや飲み過ぎで胃腸が疲れているとき、食べない時間を作ることで胃腸の機能が回復する。回復した胃腸の機能をいためないためにも、1日以上食べていないときには、消化のいいものから食べ始めること。
体内時計が整いやすい!
食事は体内時計に影響を与える要因のひとつ。夜中の食事などは体内時計を狂わせ、睡眠リズムや代謝機能を乱して体に脂肪がたまりやすくなる。食事の時間を一度リセットし、整えることで体内時計の乱れを改善しやすくなる。
3大ファスティングのやり方!
8時間ダイエット
- 1日の食事時間を8時間以内に収める。
- それ以外の時間はカロリーのない飲み物だけ。
- どうしても食べたいならナッツなど。
『食べるのは8時~16時』など、自分に都合のよい「食べてもいい時間帯」を設ける。食事可能時間は10時間、12時間と無理のない範囲に調整してもいいが、空腹時間は長いほど効果がある。
5:2ダイエット(週2断食)
- 週2日(連続)断食する。
- または食事量を通常の25%まで抑える。
- もしくは500kcal以下にしてもよい。
- 残りの5日はふつうに食べる。
週末断食も5:2ダイエットのひとつ。週末には食べ過ぎてしまう人も多く、土日に食事制限すると効果が出やすいのは、そのためと考えられる。
隔日断食
- 1日おきに断食する。
- または1日おきに食事量を減らす日をつくる。
- 食事量を減らす場合は通常の25%に抑える。
- 断食日には水分を多めにとる。
隔日の食事制限は、毎日の食事制限と同等の効果が得られる、という研究報告がある。最近の報告では、断食明けの暴食で効果が薄れる……ということはないとのこと。なので、食べ過ぎたつぎの日に節制する、というダイエットは効果的っぽい。また、隔日断食は、糖尿病患者のインスリン抵抗性などの症状が改善されたというデータもある。
おしまい。
コメント