『よむかも』な本の基本情報
- 著者 :田村秀男
- 出版社 :ワニブックス
- 定価 :1000円+税
- 発売日 :2021年12月8日
- 新書 :320ページ
- ISBN-10:4847061837
- ISBN-13:978-4847061837
『よむかも』な本のポイント
- 国民がお金を使わないのが悪いのか。
- いや、お金使ってるよね、税金で。
『よむかも』な本のレビュー
- 『「経済成長」とは何か:日本人の給料が25年上がらない理由』よむかも。
- 「日本人を活性化させるためにも経済成長が不可欠!」ってわかるって話ね。
恐ろしいのは、経済が失速している時代が長いと、皆モノを買わなくなるのが普通になってしまうことです。このままではお金がいくら入ってきても使わなくなります。これでは内需が収縮していくばかりです。
若い人たちはほんとうにお金を使わない印象です。たぶんお金を持つようになっても使わない。日本経済の現状では希望的な展望がないからです。これの打開には経済を成長させることが最も効果的なのです。こうしたデフレ心理は二五年間も人々に沈殿しており、払拭するためには政府が思い切った財政出動を長く続けるしかありません。
- とくに現代の20代、30代の日本人には低消費がもはや文化。
- これは並大抵の努力では変えられないよね。
- 誰もが将来の不安から手元に少しでも多くのお金を残しておきたい。
- その傾向は今後もより一層進んでいくんじゃなかろーか。
- そして経済成長を主張することさえはばかられる、そんな未来がやってくる?
- 21世紀型の「消費の哲学」がいま必要とされている!
「経済成長」とは何か - 日本人の給料が25年上がらない理由 - (ワニブックスPLUS新書)
給料が増えないのも、「安いニッポン」に成り下がったのも、すべて経済成長を軽視したことが原因です。 物価が上がらない、そして給料も上がらないことにすっかり慣れきってしまった日本人。ところが、世界中の指導者が第一の目標にしているのは「経済成長」...
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