コロナ政策の費用対効果

社会・政治

『よむかも』な本の基本情報

  • 著者      :原田泰
  • 出版社   :筑摩書房
  • 定価      :860円+税
  • 発売日   :2021年12月9日
  • 新書      :272ページ
  • ISBN-10:448007449X
  • ISBN-13:978-4480074492

『よむかも』な本のポイント

  • 税金使った施策の良し悪しを判断するのに必要なもの。
  • すなわち費用対効果。
  • 失敗を次に生かすため誰が見ても理解できるデータを。
  • そういうことだよね。

『よむかも』な本のレビュー

  • 『コロナ政策の費用対効果』よむかも。
  • 1床当たり約2億円――これって、なんの数字?
  • 2020年度に政府が医療供給体制拡充に使った金額:7.8兆円。
  • これをコロナ用病床として確保した:3.9万床で割ったもの。
  • しかも、その利用者なんと2.4万人???
    (え、どゆこと? ムダに自宅療養させてるってこと?)
  • 税金が投じられる施策の良し悪しを判断するのに欠かせないものとは。
  • もちろん「費用対効果」に他ならない。
  • 感染症対策専門家会議の提言
  • PCR検査拡充をめぐる対立
  • 医療資源動員のネック
  • などなど、この本はそれらを数量的に分析してる。
  • もって施策の優劣、巧拙をわかりやすく提示してる。
  • 後半では「今後の費用対効果の高い施策」もご提案。
  • 著者の人は「後知恵の重要さ」を強調してる。
  • 未曾有の事態での失敗は仕方ない。
  • 「限られたツールで何をすべきだったのか」後知恵でも考えたい。
    (それが必ず今後の役に立つはずだから)
  • その思考を支えるものは何か?
  • もちろん誰が見ても理解できるデータである。
コロナ政策の費用対効果 (ちくま新書)
PCR検査、緊急事態宣言、医療提供、給付金や休業補償などを巡るコロナ政策の費用対効果を数量的に分析。政策の当否を検証し、今後あるべき政策を提言する。人と人との接触を完全に断てばコロナウイルスに感染しないが、それでは経済・社会・生活の基盤が崩...

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