レオノーラの卵:日高トモキチ小説集

文学・評論

『よむかも』な本の基本情報

  • 著者      :日高トモキチ
  • 出版社   :光文社
  • 定価      :1900円+税
  • 発売日   :2021年5月26日
  • 単行本   :252ページ
  • ISBN-10:4334914039
  • ISBN-13:978-4334914035

『よむかも』な本のポイント

  • レオノーラの卵って何の卵?

『よむかも』な本のレビュー

  • 『レオノーラの卵:日高トモキチ小説集』よむかも。
  • 著者初の小説集。
  • 教養と妄想力と品性を兼ね備える、なのに大上段には構えていない。
  • 著者の日高トモキチさんとはそんな魅力的な人らしい。
  • (漫画家、ライターとして数々の著作を持つ)
  • そんな人の話は延々聞いていられる。そんな人の小説は延々読んでいられる。
  • レオノーラの卵から生まれてくるのは男か女か、町民たちが賭けをする話。
  • 卵を産むレオノーラとはいったいどんな生き物なのか?
  • 賭けの参加者は「やまね」「時計屋の首」ってどゆこと?
  • 他にも、うらびれた港町の沿岸を漂う無人船の荒唐無稽な真相とは。
  • ピーター・パンのその後の世界ってどうなってんの。
  • 古本ねずみにアルバイト裁判官になるよう頼まれる読書少女の行く末は……。
  • 設定から奇想がはじけてる。展開は愉快痛快である。
  • 膨大な知識に基づいたユーモアやギャグは普通に面白い。
  • そこはかとなく漂う終末観が切ない。
  • それでも未来のある結末にじんわりくる。
  • 日高トモキチにしか書けないワールドがここにある。
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