戦国日本の軍事革命:鉄炮が一変させた戦場と統治

歴史・地理

『よむかも』な本の基本情報

  • 著者      :藤田達生
  • 出版社   :中央公論新社
  • 定価      :840円+税
  • 発売日   :2022年3月22日
  • 新書      :256ページ
  • ISBN-10:4121026888
  • ISBN-13:978-4121026880

『よむかも』な本のポイント

  • なんじゃが!?

『よむかも』な本のレビュー

  • 『戦国日本の軍事革命:鉄炮が一変させた戦場と統治』よむかも。
  • この本は、軍事革命の進行とともに近世国家が成立する道筋をわかりやすく。
  • 長篠の戦いでは、織田信長が大量の鉄砲を活用して武田勝頼軍を撃破した。
  • これにより、その後の戦闘の形は大きく変わっていった。
  • しかして勝敗を分けたのは鉄砲の数だけじゃない。
  • 弾薬数も両軍の間に大差があったのだ。
  • 火器類の輸入や国産化に有利な畿内をしっかり押さえた。
  • これが信長の優位を導いたのである。
  • 信長は検地を進め、石高制を採用。
  • 領地と不可分だった中世的な領主権を否定していく。
  • これにより、大規模な軍事動員が可能に。
  • もって、日々の訓練が不可欠な鉄砲隊の養成も容易となる。
  • 戦国時代の戦場においては抜け駆けなど武士団の勝手な行動も多かった。
  • しかし軍法によりこれを厳禁に。
  • 命令に従った秩序ある作戦行動が実行されるようになる。
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