原敬:「平民宰相」の虚像と実像

歴史・地理

『よむかも』な本の基本情報

  • 著者      :清水唯一朗
  • 出版社   :中央公論新社
  • 定価      :900円+税
  • 発売日   :2021年9月21日
  • 新書      :336ページ
  • ISBN-10:4121026608
  • ISBN-13:978-4121026606

『よむかも』な本のポイント

  • システムを変えられるのは誰か?
  • これからの日本は夢を持って生きられるのか?
  • あの日見た政治家の名前を僕達はまだ知らない。(とくに深い意味はない)

『よむかも』な本のレビュー

  • 『原敬:「平民宰相」の虚像と実像』よむかも。
  • 原敬(1856~1921)
  • 日本に本格的政党政治をもたらした。
  • 教科書で名前を目にする。
  • しかしその人生についてはあまり知られていない。
  • そこで、はい出ましたこの本。
  • 新聞記者から外務省官僚を経て、政治家に転身――
  • 藩閥政治全盛の中、伊藤博文の立憲政友会に飛び込み――
  • やがて日本初の本格的政党内閣を樹立――
  • 憲政史上初の爵位を持たない「平民宰相」となる。
  • 原敬が政治家として活躍した明治の後半から大正にかけてはいかな時代か。
  • 戊辰戦争、西南戦争、そして日清戦争、日露戦争――
  • 内憂と外患を経て、国情はようやく一段落――
  • 人々が国家建設の束縛から解放されたこのタイミング――
  • さあ、ここからは夢を持って生きていこう!
  • そんな時代、多様で新しい時代の舵取りを担った原敬。
  • 現代にも通じる多様性の時代に現れた政治家の功績。
  • 当時の日本社会の夢と現実の相克。
  • この一冊にあり!
原敬-「平民宰相」の虚像と実像 (中公新書, 2660)
初の「平民」首相として、本格的政党内閣を率いた原敬。戊辰戦争で敗れた盛岡藩出身の原は苦学を重ね、新聞記者から外務省入省、次官まで栄進する。その後、伊藤博文の政友会に参加、政治家の道を歩む。大正政変、米騒動など民意高揚の中、閣僚を経て党の看板...

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