薬草ハンター、世界をゆく:義足の女性民族植物学者、新たな薬を求めて

ノンフィクション

『よむかも』な本の基本情報

  • 著者      :カサンドラ・リア・クウェイヴ
  • 翻訳      :駒木令
  • 出版社   :原書房
  • 定価      :2300円+税
  • 発売日   :2022年3月22日
  • 単行本   :368ページ
  • ISBN-10:456207163X
  • ISBN-13:978-4562071630

『よむかも』な本のポイント

  • 世の中には実にいろんなハンターがいる。
  • ――って、たまに思う。

『よむかも』な本のレビュー

  • 『薬草ハンター、世界をゆく』よむかも。
  • 抗生物質耐性菌が原因で毎年多くの人が亡くなってるって知ってる?
  • この本は、民間療法薬に新薬発見のカギがあるんじゃないかって。
  • そう考えて民族植物学を志したアメリカ人女性科学者の半生記だって。
  • 彼女は、ベトナム戦争に従軍して枯葉剤を浴びた父を持つ。
  • そのため骨格異常で生まれ、幼少期に右足を切断。
  • その経験から医学への道を志す。
  • そんな中、研修先のアマゾンで伝統療法師に出会い、薬草に魅せられる。
  • 薬草採集に訪れたイタリアの村で出会った男性と結婚、出産。
  • 妻、母として苦闘する日々。――そんなこんなが語られているみたい。
  • フロリダの沼沢地からアマゾン川流域から、
  • アルバニアやコソヴォの人里離れた山中まで。
  • 薬草を求めた世界中を駆け巡る彼女はまさに薬草ハンター!
  • そのバイタリティーには驚くばかり。
  • 助成金獲得競争、縁故・学閥による壁、女性であるがゆえの差別――
  • アメリカ科学界の厳しい現実も垣間見える。
  • 献身的な夫の姿も、世の夫の皆さんには思うところ大かも?
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