アメリカ現代思想の教室:リベラリズムからポスト資本主義まで

人文・思想

『よむかも』な本の基本情報

  • 著者      :岡本裕一朗
  • 出版社   :PHP研究所
  • 定価      :930円+税
  • 発売日   :2022年1月14日
  • 単行本   :224ページ
  • ISBN-10:4569851134
  • ISBN-13:978-4569851136

『よむかも』な本のポイント

  • ジェネレーションレフトへのジェネレーションシフトはあるか?

『よむかも』な本のレビュー

  • 『アメリカ現代思想の教室』よむかも。
  • 2度の大統領選挙でトランプさんが多くの票を集めた、その理由とは?
  • 米国現代思想の変遷から説明するんだって。
  • まず米国現代思想史の起点はロールズさんの『正義論』だ、って話。
  • ロールズさんは不平等の是正を打ち出し伝統的リベラリズムを刷新。
  • 一方、リバタリアニズムに立ったノージックさん。
  • 「たとえ不平等是正が目的でも政府が個人の生活に介入すべきじゃない」
  • 当初はリベラリズムに押されていたリバタリアニズム――
  • しかしITの発展とともに盛り返してきた!
  • ITの発展は個人の自由を拡張、もって国家からの干渉を拒否している。
  • この流れが「民主主義は非効率! 自由を阻害してる!」
  • それがトランプさんの支持へとつながっていったんだって。
  • そして今、アメリカでは社会主義が高い評価を得ているんだって……。
アメリカ現代思想の教室 リベラリズムからポスト資本主義まで (PHP新書)
トランプ以前と以後で、アメリカの現代思想のルールがまったく変わってしまった。トランプ以後、たえず抑圧されてきたホンネの欲望が噴出するようになったのである。いわゆるPC:ポリティカル・コレクトネス(政治的に正しく、差別的ではないこと)に対する...

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