ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣【ファミコン・コラム】、ゲームをちゅうだんするときはリセットボタンをおしながらでんげんをきってくださいね?

レトロゲームがおもしろい
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『ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣』は1990年任天堂より発売のファミコン・シミュレーションRPG・レトロゲーム!

それまでになかったストーリー性とキャラクター性。UIの不便さはあってもすでにほとんど完璧な完成度

『ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣』の基本情報

  • ジャンル:シミュレーションRPG
  • 発売元 :任天堂
  • 発売日 :1990年4月20日

『ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣』の対応機種

  • ファミリーコンピュータ
  • スーパーファミコン(『ファイアーエムブレム 紋章の謎』、リメイク版「暗黒戦争編」として収録)
  • Wii(バーチャルコンソール ―ダウンロード―)
  • ニンテンドー3DS(バーチャルコンソール ―ダウンロード―)
  • Wii U(バーチャルコンソール ―ダウンロード―)
  • ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Online(ダウンロード)

など。

『ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣』のストーリー

<アカネイア大陸・暗黒の歴史>

その昔、アカネイア大陸は、マムクートの帝王、暗黒竜メディウス率いるドルーア帝国の侵略により、恐怖と絶望の渦中にあった。それまでアカネイア大陸を治めていたアカネイア王国の軍隊は、恐るべき力を持つドルーア帝国と暗黒竜により壊滅状態に瀕していた。今まさに世界は滅びさろうとしていたその時、人々はひとすじの奇跡の光を見た。
アリティアのアンリという若者が、苦難の旅の末に手にした光り輝く神剣・ファルシオンによって、暗黒竜メディウスをみごとに打ち倒したのだ。
メディウスを倒されたドルーア帝国は、アカネイア軍の反撃にあい滅亡していった。
世界は再び平和な時代を迎え、アカネイア王国は再建され、アリティア王国はじめ、多くの国が建国された。そして英雄アンリはアリティア王国初代国王に選ばれた。

100年の時が流れた……
長い時を経て、暗黒竜メディウスが復活した。
メディウスは、グルニア王国とマケドニア王国を併合しドルーア帝国を再建、同じく世界制覇の野望を持つ闇の魔王・大司祭ガーネフが加担し、アカネイア王国に攻撃を仕掛けた。アカネイア王国は懸命に防戦したが、グルニアの名将カミュと暗黒竜メディウスの力の前に敗退を重ね、その城を奪われてしまった。
英雄アンリの血を引く、アリティア王国のコーネリアス王はメディウスを倒すべく神剣ファルシオンを持って出撃したが、同盟国グラ王国の裏切りにより壊滅、アリティア王国は滅亡し、神剣ファルシオンまでもが奪われてしまった。
しかし、そのとき14才であったアリティア王国の王子マルスは、姉エリスの助けを得て、守役ジェイガンらと共に辺境の島国タリス王国に逃げ延び、王女シーダをはじめこの国の人々に暖かく迎えられ、祖国解放の日を夢みていた。
だが、平和な日々は長く続かなかった。マルスが16才になったとき、ドルーア帝国に協力するガルダの海賊が上陸し、タリス城を占拠してしまった。
城から逃げ延びてきた王女シーダから、このことを聞いたマルスは、わずかばかりのアリティア兵と共にタリス城へと向かった。

ファミコン版取扱説明書 ストーリーより

『ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣』のプレイ雑感

ついにきたね。ファイアーエムブレムを語るときが!

アクション系が苦手な私たちにとって、RPGやシミュレーションRPGは、まさにゲームを好きになるきっかけをくれたジャンルだからね

その中でもファイアーエムブレムはすごく好きなゲーム! シリーズ化されてて現在でも最新作がリリースされるほどの大人気作!

その『エムブレム』シリーズの第一作目にあたるのが、本作『ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣』だね

『ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣』ってどんなゲーム?

ファミコン全盛時代、RPGブームのつぎにやってきたシミュレーションゲームブーム。その際、任天堂より満を持してリリースされたのが本作。同じく任天堂より発売された『ファミコンウォーズ』とシステム面で似ているが、注目すべきは「キャラクター」と「ストーリー」。ユニットにキャラクター性という命が吹き込まれ、ゲーム全体のストーリー性の高さが話題となった。これらは従来のシミュレーションゲームにはなかった特徴である。とくに本作は「会話が少ないにもかかわらず思い入れの強いキャラがいる」「不思議といまでも愛着のあるユニットがいる」など、移植版・リメイク版が充実し現代でもプレイ環境が整っていることから、世代を問わず愛されている作品。

うむ。まさにそのとおり。もはやこれ以上語ることなし!

好きなゲームって、何を語るかホント迷うよね。語ることが多すぎて、だから語り尽くされてるような気がしてて、いまさら語るべきこともないんじゃないかって気がしてくるんだよね

しかしレトロゲームだけにUI面で不便に思えるところがあるとはいえ、もはやこの段階においてほぼほぼ完成されてるよね、このゲームは

UI面で不便さを感じるところ
  • 移動・攻撃範囲の非表示
  • アイテムの所持可能制限とそれを出撃前に整理できないこと
  • そもそもアイテムの説明がない
  • 武器のパラメーターが出ない

など。

たしかに、親切設計の現代のゲームをやり慣れてると、レトロゲームの仕様はものすごく不便に感じられるよね

でもでも、それを差し引いてあまりある完成度の高さはホントすごいって思えるんだよね

ホントにそうだね

ところでさ。ゲームを「ちゅうだん」するときに出るメッセ―ジがあるじゃない?

じつはレトロゲームをやっててちょくちょく気にはなってはいたんだけども、「ゲームをちゅうだんするときはリセットボタンをおしながらでんげんをきってくださいね」ってどういう意味なんだろうね?

調べてみたよ

「ゲームをちゅうだんするときはリセットボタンをおしながらでんげんをきってくださいね」ってどういうこと?

リセットボタンはファミコン本体についてる、その名のとおり「ゲームをリセットして最初の画面に戻すボタン」。なぜ、これを押しながら電源を切らなければならないのか? ファミコンカセットには「バッテリーバックアップ」というデータ保存技術を採用しているものがある。これはカセット本体に電池を内蔵して、メモリにセーブデータを保存する技術だが、セーブ機能の必要性からあとづけで考えられたしくみで、ファミコン本体にこれを保護する機能がなかった。そのため、ただ電源を切ってしまうと、回路の電流・電圧の低下が原因となって、CPUが誤作動を起こし、カセットにバックアップされたデータに間違った信号が送られ、データ破損へとつながってしまう。リセットボタンを押している間は、CPUの動作が完全に停止している状態となるため、この現象を防げる。

なるなる!

セーブデータが消えるとか、いまじゃほとんど考えられないことだけども、想像してみると最悪の気分になるよね

……干ばつに喘ぐ農夫のごとく天を仰ぎたい気持ちになるね

まあ、そんなこんなで、ファミコン版の『ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣』は、いろんな意味で現代のゲーマーにやってみてもらいたいゲーム

とくにエムブレムファンだけど、初期作はやったことない最近のエムブレムっ子におすすめしたいよね! スイッチで手軽にできるし!

当時のゲームの完成度の高さとか、不便さとか、あるいはキャラのダサさとか、でもそんなキャラに不思議な愛着がわいたりだとか――いろんな意味で驚けるし楽しめると思うんだよね

……ところでさ。今回、意気込んで取り上げた割に、あんまし『ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣』のキャラとか内容とかにふれてないよね? 半分くらい「ゲームをちゅうだんするときはリセットボタンをおしながらでんげんをきってくださいね」って、それでよかったのかな

いきなりの反省会て。だけど、思い入れがあるものについて意気込んで書きはじめたときってなんかこんな感じになるよね、ブログあるあるなのかな。

ま、実際やってもらって、各々で語ってもらう楽しみを残したってことで!

ないすふぉろ、さんきゅー

おしまい。

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