『魂斗羅』は1988年コナミより発売のファミコン・アクションシューティング・レトロゲーム。発売日がドラクエIIIの前日にかぶったマッチョすぎるレトロゲーム
マッチョ好きの男子女子腐女子のみならず当時見逃した人にもおすすめ!
『魂斗羅』の基本情報
- ジャンル:アクションシューティング
- 発売元 :コナミ
- 発売日 :1988年2月9日
『魂斗羅』の対応機種
- ファミリーコンピュータ
- PS4、Xbox One、Nintendo Switch、Steam
(魂斗羅 アニバーサリーコレクション)
など多数。
『魂斗羅』のストーリー
西暦2631年、ニュージーランド沖ガルガ諸島に謎の隕石が落下した。
それから2年後、人類滅亡を企む“レッドファルコン”と名乗る謎の侵略者が、ガルガ諸島を前線基地にしていることが判明した。
地球海兵隊司令部は、海兵隊所属の“魂斗羅”「ビル」と「ランス」に基地破壊の命令を下した。『魂斗羅』OPより
『魂斗羅』のプレイ雑感
西暦2631年って、めちゃめちゃ未来なのに未来感ゼロ! でもそれが『魂斗羅』のいいところ!(?) 必ずと言っていいほど美少女が出てくる最近のゲームとは真逆の、徹底的に「男臭さ」を追求したレトロゲーム!
銃を持った上半身裸のマッチョたちが主人公、昔の海外アクション映画を彷彿とさせる舞台とストーリー……『魂斗羅』は当時アーケードで人気を博したスクロールアクションの移植版――アーケードでは縦画面だったけど、ファミコンでは横画面になったのが大きな変更点だね
ファミコンのアクションゲームらしく難易度はやっぱ高め。ライフがなく、敵や弾に当たったら即逝なのはリアル志向だったのかな?
けど多彩な銃を装備して敵を撃ちまくる爽快感は最高だよね
ね! やられてもその場ですぐ復活して続けられるし、裏ワザのコナミコマンド『上上下下左右左右BA』を押してスタートすれば、残機30人から始められる! 逝きストレスはあまり感じないよね!
逝きストレスって。まあ、一機やられるとパワーアップもなくなっちゃうから、アクション苦手な我々にはそれでもなかなかキビシイんだけどね。でもまあゴリゴリのゴリ押しできなくもないかなぁ……?
自分のも敵のも屍を積み重ねて積み重ねて積み重ねて――あの城を目指すカタルシスがいい!
(あの城ってどの城のこと? ……ひょっとしてあの城のこと?)
あと、途中で出てくる『疑似3Dモード』のアクションステージ! これは当時としては結構斬新だったんじゃないかな?
スーファミの名作『ワイルドガンズ』にも影響を与えたといわれてるね
斬新といえば、二人同時にできる協力プレイも、当時は斬新だったらしいよ。『アイスクライマー』とかあったんだけど、まだ全体数が少なかったんだって
コナミといえば『沙羅曼蛇』とか『コナミワイワイワールド』とかも二人同時プレイできなかったっけ?
できたね。だけど『沙羅曼蛇』だとオプションの個数制限とか、片方が不利になる仕様があった――その点、『魂斗羅』は平等なパワーアップが可能になっててうれしいところ
「美少女なんかいらない、マッチョを出せ!」っていうハードコアなゲーム好きにとってもおすすめしたい感じ!
……そんな人いる?
う~ん……、ゲーマー腐女子?
いたら友達になってみたいかも――そういえば、『魂斗羅』は発売日があの『ドラクエIII』の前日にかぶっちゃったんだって
一部ではこの悲劇がなければもっとメジャーなタイトルになってたかも――なんて言われてるらしいよ。まあ、調べてみると十分人気はあるみたいで、移植も多く、『魂斗羅 アニバーサリーコレクション』とか、PS4・スイッチなど現代のハードでも遊べるみたい
マッチョ好きの男子女子腐女子のみならず、当時『ドラクエIII』に目を奪われて『魂斗羅』を見逃しちゃった人たちにも、ぜひプレイしてみてほしいね!
おしまい。
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