『スパイvsスパイ』は1986年発売のファミコン・対戦アクション・レトロゲーム。シンプルなゲーム性の中にスパイの情報戦・心理戦が見事に再現されてる！
ふだんは見られない友達の意地の悪さを見て、マジ喧嘩しないようにね
『スパイvsスパイ』の基本情報
- ジャンル：固定画面アクション・対戦アクション
- 発売元 ：ケムコ（コトブキシステム）
- 発売日 ：1986年4月26日
『スパイvsスパイ』の対応機種
- ファミリーコンピュータ
- iOS・Android（ダウンロード・リメイク版）
など。
『スパイvsスパイ』のストーリー
ゲームメーカー・ケムコが派遣した二人のスパイ。
白のスパイ・ヘッケルと黒のスパイ・ジャッケル。
彼らは、巨大企業ジンテンドウのビルに侵入した。
目的は新型ディスクシステムの設計図を奪うこと。
殴り合いと騙し合い。
二人のスパイの壮絶な戦いがいま、はじまる……。
『スパイvsスパイ』のプレイ雑感
最初見たときは、「……これ、おもしろいの？」ってなったんだけど、実際やってみたら、これが意外とおもしろいんだよね！
『スパイvsスパイ』がどんなゲームなのか、ちょっとまとめておくよ
- 情報争奪戦をテーマにした対戦アクションゲーム。
- プレイヤーは部屋のどこかに隠された５種類のアイテムを探す。
- アイテムは『カバン』『設計図』『パスポート』『金』『鍵』。
- これらアイテムを入手して、先に空港から飛行機で脱出した方の勝ち。
- 罠を使って相手の動きを妨害できる。
- 相手と同じ部屋で遭遇すると戦闘になる。
- 戦闘は武器を入手していると有利となる。
- 分割画面で上方が１プレイヤー、下方が２プレイヤーまたはＣＯＭ。
- 一画面が分割されているということは、相手の動きは丸わかり。
- しかし相手の行動に集中していると、自分のプレイがおろそかになる。
- そこに一種独特の戦略性が生まれ、それが意外とおもしろい！
相手の動きが見えるからね、それをよく見ていれば絶対負けないでしょ――って思ってた時期が私にもありました
そうなんだよね。相手の行動を見ながら、自分のキャラを操作するのって大変。一見楽勝な感じするんだけど、実際やってみるとこれがかなりむずかしい
相手の行動を見ながらのプレイなんてめんどい。だけど相手を無視したプレイでは勝てない
相手が監視してることを想定して、アイテムの位置をつぎつぎと変えていく。そのどさくさに紛れて罠をしかける
ホント、スパイの情報戦、心理戦がシンプルなゲーム性の中に見事に再現されてるのはすごい！
しかけた罠はしかけた側にも有効に働くからね。相手と自分の行動を把握しておかなきゃならない。トランプの神経衰弱的な要素もあって、記憶力がきたえられるような感じもするね
アクションゲームなんだけど、操作がうまい人よりも頭のいい人が強そうなところが、他の対戦アクションとはちょっと違うよね
そこな。『スパイvsスパイ』はＣＯＭを相手に一人プレイもできるけど、やっぱり対人プレイがアツい
罠を使ったハメ技とかもあるから、ふだんは見られないような友達の意地の悪さとかが露呈するよね
白熱し過ぎて友情にひびが入らないように気をつけたいよね
ゲームは遊びだもん。それで友情を壊しちゃったりしたら、ホント後悔すごそう……
対戦ゲームって、なんであんなに熱くなっちゃうんだろう――不思議だよね
ほんとにね！
『Nintendo Switch Online』とかで出たらいまでも案外ハマりそう。まさにオンラインプレイでこそ真価を発揮するゲームだと思う
そうなったら、みんな友達とマジ喧嘩しないように！ 注意してね！
ほんとに、ね
おしまい。
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