歴史のダイヤグラム:鉄道に見る日本近現代史

歴史・地理

『よむかも』な本の基本情報

  • 著者      :原武史
  • 出版社   :朝日新聞出版
  • 定価      :850円+税
  • 発売日   :2021年9月13日
  • 新書      :272ページ
  • ISBN-10:4022951397
  • ISBN-13:978-4022951397

『よむかも』な本のポイント

  • 当たり前でいつも忘れそうになる。
  • 日本の鉄道はまじすごい!(昔も、そして今も)
  • いつもありがとうございます。

『よむかも』な本のレビュー

  • 『歴史のダイヤグラム:鉄道に見る日本近現代史』よむかも。
  • 朝日新聞に連載中のコラムをまとめた一冊だって。
  • 一つひとつのコラムは3ページ弱、ちょうどよく読みやすそう。
  • 日本政治思想史専門の学者さんの鋭い視線。
  • そして鉄道愛好家の熱い思い。
  • (例えば、文学作品に出てくる列車を当時の時刻表を基に具体的に推理)
  • (――って、なにそれが面白そう!)
  • マニアならずとも興趣が尽きない一冊といえそう。
  • 印象的なエピソードの一つ「非常時における定時運行」
  • 1945年、空襲で街には火炎が噴き上がってる。
  • なのに列車は走ってる!(しかも定時運行!)
  • それは8月15日の玉音放送時にも維持されていたんだって。
  • どんなことが起きようと、列車は普段と変わらず走り続ける――
  • それがどれだけ人々の不安や恐怖をやわらげてくれるだろう……
  • 他にも「御召列車の政治的効果」や「丸の内駅舎と原宿宮廷ホーム」
  • 皇室関連コラムでも、知られざる話をしてるって話!
歴史のダイヤグラム 鉄道に見る日本近現代史 (朝日新書)
特別車両で密談する秩父宮、大宮vs.浦和問題を語る田山花袋、鶴見俊輔と竹内好の駅弁論争……。鉄道が結ぶ小さな出来事と大きな事件から全く知らなかった日本近現代史が浮かび上がる。朝日新聞土曜別刷りbeの好評連載、待望の新書化。

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