フェンダーVSギブソン:音楽の未来を変えた挑戦者たち THE BIRTH OF LOUD 大きな音はカネになる!

ノンフィクション

『よむかも』な本の基本情報

  • 著者      :イアン・S・ポート
  • 翻訳      :中川泉
  • 出版社   :DU BOOKS
  • 定価      :2500円+税
  • 発売日   :2021年8月27日
  • 単行本   :528ページ
  • ISBN-10:4866471530
  • ISBN-13:978-4866471532

『よむかも』な本のポイント

  • 『ギターショップ・ロージー』からのこの本。
  • ……でも、内容はいいけど翻訳がよくないらしく迷うぜヘビー。

『よむかも』な本のレビュー

  • 『フェンダーVSギブソン:音楽の未来を変えた挑戦者たち』よむかも。
  • この本は、エレキギターとそれを使ってた有名ミュージシャンとの歴史的な。
  • 「エレクトリック・ギターはいかにして世界の音楽を変えたのか?」
  • 新しいメディアの誕生――それは常にテクノロジーが先、コンテンツが後。
  • パソコンが生まれネットが普及スマホが登場――からのWEBサービスみたいな。
  • この本を読むとポップミュージックの発展も同じだってわかる。
  • 時は1930~40年代。音楽の神は世に一つの楽器をもたらした。
  • それすなわちエレクトリック・ギターである。
  • この本の主人公は、主に二人のアメリカ人だ。
  • 楽器は全くできない天才電気技師レオ・フェンダー。
  • ミュージシャンながら電気仕掛けのギター制作に乗り出すレス・ポール。
  • フェンダーとポールが開発したストラトキャスター、ギブソン・レスポール。
  • さらにもう一つのライバル・リッケンバッカー。
  • それらが音楽の世界を一変させた。
  • アンプやスピーカーを介して響き渡るサウンド。
  • 騒々しいクラブや広々とした会場でも聞こえる。
  • そのことが、まったく新しい分野の楽曲を生み出すことに。
  • すなわちリズム&ブルースであり、ロック&ロールである。
  • ハード「ギター」の開発とソフト「音楽」の発展のプロセスは実に興味深い。
  • 1950~60年代にかけて、互いに影響しあいながら世間を席巻していくのだ。
  • ミュージシャンたちが求めた「より大きな、より歪んだ、厚みある音」
  • フェンダーはそうしたパイプオルガンのようなギターサウンドを実現。
  • それはサーフミュージックを生んだ――からの、
  • 複雑なコーラスとエレキギターとベースが絡み合うビーチボーイズの楽曲だ。
  • 50年代、レス・ポールがつくったギターはロンドンの楽器店にあった。
  • そこでローリング・ストーンズのキース・リチャーズに見つけられた。
  • その演奏を目の当たりにして同じモデルを手に入れたエリック・プラクトン。
  • さらに、フェンダーが席巻した60年代前半――
  • ライバルのリッケンバッカーをひっさげ一気に市場をかっさらったのは――
  • そう、ビートルズである。
  • これらロックスターたちの活躍が、そのままギター競争を促すことに。
  • ジミ・ヘンドリックスがフェンダーをかき鳴らす――

“木工授業の作品”にはめ込まれたラジオの装置という単純な技術が、最も個人的かつ最も一般的な願望を伝える道具になった。

  • フェンダーはもともとラジオ技師だった。
  • 彼は木製のギターにラジオという既存の技術をブリコラージュした。
  • そうして、彼は世界の「音」を変えてしまったのだ。
  • 新しいメディア・ハードの誕生は常に小さな技術の組み合わせから始まる。
  • 音楽好きのみならず、未来のビジネスの担い手にも読んでほしい一冊。
  • (ただしネットの評価・感想では「内容は良いのに訳が悪い」)
  • (たとえば「heavy pick」を「重いピック」と訳したと思われる箇所がある)
  • (音楽やギターやロックを知らない人が訳したんだと思われる)
  • (まあ、ならしょうがないっちゃしょうがないんだけど)
  • (こういうのはとくに好きな人が読むから気になっちゃうのも致し方なしね)
フェンダーVSギブソン 音楽の未来を変えた挑戦者たち THE BIRTH OF LOUD 大きな音はカネになる!
フェンダーVSギブソン 音楽の未来を変えた挑戦者たち THE BIRTH OF LOUD 大きな音はカネになる!

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