聖地と日本人

文学・評論
  • 『聖地と日本人』よむかも。
  • 著者:小松和彦 出版社:KADOKAWA
  • 定価:880円+税 発売日:2021年3月24日 文庫:272ページ
  • ISBN-10:4044006369 ISBN-13:978-4044006365
  • 著者の人は文化人類学・民俗学を専攻。けど妖怪、異界の著書も多いそう。
  • この本で取り上げる「聖地」とは。神々が遊び妖怪が出没する場所。
  • 天界・魔界ともつながる愛宕山、河原院の化け物屋敷に棲む吸血鬼、
  • 稲荷山の謎が多い稲荷信仰、山姥の棲む上路の山、
  • 鬼婆が出没する安達ヶ原――などなど。
  • これらは中世京都人が見いだした「異界への入り口」だという。
  • そして能楽の舞台ともなったそう。
  • いずれも俗世間や日常との境に結界を作る。
  • 「向こう側」が「文化に陰影を作り出す、とても大切な領域」
  • そこに込められた思いを追求する。
  • (妖怪、異界には惹かれるよね。『化物語』とかね)
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