東シナ海:漁民たちの国境紛争

社会・政治

『よむかも』な本の基本情報

  • 著者      :佐々木貴文
  • 出版社   :KADOKAWA
  • 定価      :900円+税
  • 発売日   :2021年12月10日
  • 新書      :256ページ
  • ISBN-10:4040823737
  • ISBN-13:978-4040823737

『よむかも』な本のポイント

  • 重要なのは、その海で活動しているのは誰か。
  • 漁業は国土保全のためにも必要不可欠。
  • って言われてみれば、確かに。

『よむかも』な本のレビュー

  • 『東シナ海:漁民たちの国境紛争』よむかも。
  • 「日米安全保障条約の適用範囲内だから、尖閣諸島は安泰さ」
  • いやいや、なに甘いこといってんの。っていうのがこの本みたい。
  • 「尖閣諸島がある東シナ海は大陸棚の上にあるんだから、それ中国でしょ」
  • それ中国の考えでしょ。
  • とはいえ、中国はコツコツと既成事実を積み上げている。
  • 南沙諸島を実効支配したように。
  • 重要なのは、その海で活動しているのは誰か。ってこと。
  • かつて東シナ海は、日本の漁船でにぎわっていた。
  • しかして日本の漁業従業者は減少。
  • かてて加えて、官邸は日台漁業協定で大幅譲歩。
    (尖閣諸島領有での中台連携を恐れたため)
  • それらの結果、東シナ海における日本の存在感は日に日に小さくなっている。
  • つまり、漁業は食料供給面だけじゃない。国土保全でも必要不可欠だ!
  • この本では、その対策の一つとして漁業の国有化を挙げているそう。
東シナ海 漁民たちの国境紛争 (角川新書)
尖閣から日本漁船が消える日。最前線では毎日なにが起きているのか? 尖閣から日本漁船が消える日。 最前線では毎日なにが起きているのか? 漁業から日中台の国境紛争の現実が見える。 現地調査を続ける漁業経済学者による、渾身の論考! 漁業は国際情勢...

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