- 『失われた賃金を求めて』よむかも。
- 著者:イ・ミンギョン 翻訳:小山内園子、すんみ 出版社:タバブックス
- 定価:1700円+税 発売日:2021年2月16日 単行本:216ページ
- ISBN-10:4907053479 ISBN-13:978-4907053475
- 「お金の話がはしたない? それではいかんよ! お金の話ガンガンすべし!」
- それが英国流、らしい。不当に騙されないための知恵なんだとか。
- 人前でお金の話をさせない日本の風潮は搾取する側に断然有利。
- そして「はしたない」は多くの場合女性に使われる言葉。
- 現在、女性は「世界で人間に必要な労働の66%」を担ってる。
- しかし「地球上で得られる収入の10%」しかもらってない!
- 本書は「ガンガンしようぜ! お金のはしたない話!」って本みたいな。
- たとえば、昇進差別における「とはいえ」と「それでも」
- 男はそんなに有能でなくても欠点あっても「それでも」人柄がいいから昇進。
- 女は欠点もなくすごく有能でも「とはいえ」気が強いとか昇進できない。
- たとえば、「ガラスの天井」ならぬ「ガラスのエスカレーター」
- 女が必死ではしごを上ってるうちに、男は見えないエスカレーターで上へ。
- 無意識のバイアス、固定観念、出産・育児……
- それらが女が「ぜぇぜぇ……」言いながらはしごを上らねばならぬ理由。
- すでに女性たちの失われた賃金は戻ってこない。
- お金のはしたない話をして、格差を是正しよう!
- 失われた賃金を(未来に)求めて。
- (なんでも声を上げないと)
- (でも私には我慢すべきところとの塩梅が難しい)
Amazon.co.jp
コメントする?