『よむかも』な本の基本情報
- 著者 :藤岡雅
- 出版社 :KADOKAWA
- 定価 :1900円+税
- 発売日 :2021年5月28日
- 単行本 :368ページ
- ISBN-10:4041097568
- ISBN-13:978-4041097564
『よむかも』な本のレビュー
- 『保身:積水ハウス、クーデターの深層』よむかも。
- 清水ハウスが引っかかった、あまりにもお粗末な地面師事件。
- 責任を問おうとした会長。
- 逆に取締役会で会長解任の動議を突きつけられる。
- この本は、これを「保身」に走った社長のクーデターとして断罪。
- (ノンフィクション、ルポ)
- 最高執行責任者として社長の責任は免れ得ない。
- しかしこの本からは、もうひとつの保身が見えるという。
- 会長の保身だ。
- 会長は海外事業拡大に邁進していた。有利子負債は6000億円――。
- 財務部隊の不安は膨れ上がっていた。
- 会長にすれば、事件を奇貨として社長のクビを切れば自分の地位は安泰。
- 後任社長は意のままになるだろう。(ぐふふ)
- 役員を集めた酒席で社長解任の予行演習までやっていた。
- プロクシーファイトは保身合戦の第二幕。
- (プロクシーファイトとは、株主総会で議決権行使の委任状を巡り争うこと)
- 掲げるスローガンは双方ともに「ガバナンスの確立」
- (ガバナンスとは、健全な企業経営を目指す、企業自身による管理体制ね)
- 志なき者たちのガバナンスの連呼……。
- ただむなしい。(志なき者たちのマニフェストばりにね)
- (ネットのレビュー・感想は、社長案件あるある。愚痴り合いたくなるなる?)
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