ワクチンの噂:どう広まり、なぜいつまでも消えないのか

社会・政治

『よむかも』な本の基本情報

  • 著者      :ハイジ・J・ラーソン
  • 翻訳      :小田嶋由美子
  • 出版社   :みすず書房
  • 定価      :3400円+税
  • 発売日   :2021年11月12日
  • 単行本   :256ページ
  • ISBN-10:462209052X
  • ISBN-13:978-4622090526

『よむかも』な本のポイント

  • コロナ禍の前に書かれたって地味にポイント高。
  • ゆえのインフォデミックに対する冷静な洞察。
  • 他国の事情を忘れがちな日本人へ?

『よむかも』な本のレビュー

  • 『ワクチンの噂:どう広まり、なぜいつまでも消えないのか』よむかも。
  • 新型コロナウイルスのワクチンといえば「インフォデミック」
  • インフォデミックとは、情報(Information)の流行(Epidemic)
  • 噂やデマも含め大量の情報が氾濫し、現実社会に影響を及ぼす現象。
  • イギリスの研究者によって新型コロナ以前に書かれてるって地味にポイント。
  • ゆえの冷静な洞察。
  • 海外からの視点は「他国の事情を忘れがち」な私たちの盲を開いてくれる。
  • 私たちは渋滞にはまるんじゃない。
  • 噂と感情の伝染によって「私たちが渋滞そのもの」になるんだ。
  • 「安全、安全」っていうだけじゃワクチンへの信頼は高まらない。
  • HPVワクチンのキャッチアップ接種も始まるからね、読んでおきたい一冊。
ワクチンの噂――どう広まり、なぜいつまでも消えないのか
〈私は、噂の重要性を次のように見ている。すなわち、公的な情報源から提供されない場合に答えを求める手段、不確かなリスクに直面したときに集団で意味づけをする手段、公的な経路ではまだ認識されていない予見できないリスクについての新情報を伝える合図と...

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