ヘイトをとめるレッスン

人文・思想

『よむかも』な本の基本情報

  • 著者      :ホン・ソンス
  • 翻訳      :たなともこ、相沙希子
  • 出版社   :ころから
  • 定価      :2200円+税
  • 発売日   :2021年5月21日
  • 単行本   :240ページ
  • ISBN-10:4907239521
  • ISBN-13:978-4907239527

『よむかも』な本のポイント

  • ヘイトの教科書。みんなが読むべき本。

『よむかも』な本のレビュー

  • 『ヘイトをとめるレッスン』よむかも。
  • ヘイトとは。
  • 国籍、民族的ルーツ、性別、容姿――。
  • その人の変えられない属性を理由とした偏見と差別と憎悪の表現。
  • ヘイトスピーチ解消法が施行されても、まだまだなくならない。
  • 差別の問題はめんどくさい。かかわりたくない。
  • でもそれじゃあよろしくない。
  • でもよくわからない。
  • そこへ、はい出ました『ヘイトをとめるレッスン』
  • ヘイトの入門書・教科書としてすでにネットでは高評価を得てる。
  • 「ヘイト表現とは何か? なぜ問題なのか?」
  • 「ヘイト表現の分類、憎悪犯罪との関係、歴史修正主義との関係」
  • などなど、15のレッスンと6つのコラムで解説する。
  • 著者は韓国の大学教授。
  • 韓国も差別と憎悪表現がきつい国。
  • 読むと、そんな韓国と日本がそっくりだってわかる。
  • 韓国人向けに書かれていることが、ほとんど日本人にもあてはまる。
  • 標的にされる人とそれ以外の人。
  • ヘイト問題では、両者の間に圧倒的な意識のギャップがある。
  • たとえば2016年に起きた江南駅女性殺害事件。
  • 一面識もない男性に女性が殺害された。
  • その背景には、女性に対する偏見と憎悪があったといわれる。
  • 多くの女性を恐怖のどん底に突き落としたこの事件。
  • 「殺されたのは自分だったかもしれない」
  • しかし多くの男性にはピンとこないんじゃない?
  • ギャップは理性で埋められる。わからないことは学ぶしかない。
  • みんなが読むべき本。

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