ガラスの顔

文学・評論

『よむかも』な本の基本情報

  • 著者      :フランシス・ハーディング
  • 翻訳      :児玉敦子
  • 出版社   :東京創元社
  • 定価      :3500円+税
  • 発売日   :2021年11月11日
  • 単行本   :512ページ
  • ISBN-10:4488011101
  • ISBN-13:978-4488011109

『よむかも』な本のポイント

  • やっぱ健気な少女は陰謀に巻き込まれ世界に立ち向かってなんぼよって感あるある。

『よむかも』な本のレビュー

  • 『ガラスの顔』よむかも。
  • 驚くような世界観を持ったダークファンタジーで楽しませてくれてくれる。
  • それがフランシス・ハーディングという作家さんみたいね。
  • そんなわけでこの本もダークファンタジーっていう。
  • 舞台は大長官が治める地下都市っていう。
  • 人々はみな表情をもたず≪おも≫という作られた表情をまとって生活してる。
  • そこに他人との交流を避けて暮らしてるチーズづくりの匠がおったそうな。
  • そして、そんな彼のチーズ・トンネルに一人の幼い少女が現れたそうな。
  • 少女の顔を見て匠は驚愕したそうな。
  • 記憶のない彼女に仮面を着け、ネヴァフェルと名付け。
  • チーズづくりを手伝わせ、育てることに。
  • 主人公はこのネヴァフェルちゃん。
  • 彼女の顔の秘密、いったいどこから来たのか――。
  • そんな謎だけでも興味津々読めるって話。
  • でも、それだけじゃないって話。
  • あるとき、彼女は匠の教えを破って外に出てしまう。
  • そして瞬く間に陰謀に巻き込まれてしまう。
  • 不思議な景色を見せるチーズ。記憶を操るワイン。
  • ≪面≫を作る細工師。怪盗。審問官。大長官――。
  • 空想力にあふれたアイテムや人物たちがちりばめられた大冒険。
  • 政治の腐敗。残酷な格差問題。表情の役割とは。
  • 人間社会のありようについて考えさせられる内容。
  • もちろん(?)謎解き要素もあるよ。
  • そんなわけで思う存分に酔いしれられる一冊なんだって。
ガラスの顔
カーネギー賞候補作 名著『嘘の木』の著者が描く奇妙に歪んだ不思議な世界 生まれつき表情を持たず、≪面≫と呼ばれる つくられた表情をまとう人々が暮らす地下世界で、 健気な少女が国をゆるがす陰謀に巻きこまれる。 地下都市カヴェルナの人々は表情を...

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