『忍者龍剣伝』は1988年テクモより発売のファミコン・アクション・レトロゲーム。鬼畜すぎる難易度でカルト的人気を誇る!
今じゃ当たり前の「映画みたいなゲーム」の走りはテクモシアターだったのかな。鳥は雑魚じゃないよね
『忍者龍剣伝』の基本情報
- ジャンル:アクション
- 発売元 :テクモ
- 発売日 :1988年12月9日
『忍者龍剣伝』の対応機種
- ファミリーコンピュータ
- ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Online
などなど。
『忍者龍剣伝』のストーリー
風吹きすさぶ月光のもと、にらみあう二人の忍者の姿があった。走り寄る二つの影が空中に舞い、月に照らされた瞬間、閃光と共に勝敗は決した。代々、龍剣を守ってきたハヤブサ家の頭首、ジョウは敗れた。
この知らせを聞いてかけつけた息子リュウは、父の置き手紙を見つけた。そこには、秘伝の龍剣を持ち、アメリカに渡れとあった。
アメリカでは、渦巻く野望が待ち受けている。忍者リュウの運命は!?取扱説明書 <プロローグ> より
『忍者龍剣伝』のプレイ雑感
これはすごくいい! 『忍者龍剣伝』! おもしろいし、かっこいい! 「テクモシアター」とか「シネマDISP.」っていうの? 映画みたいなゲームって、いまじゃまぁ当たり前なんだけど、ファミコンのアクションゲームでこれってかなり画期的だったんじゃないかな!
ちなみに、テクモシアターの第1弾は前にやった『キャプテン翼』なんだって
ファミコンのアクションゲームといえば、ストーリーは説明書にちょっと書いてある程度――だけど、すごくよく練られているものも多くて、ゲーム内に表現されてないのがいつも残念に思うんだけど、本作は現代の「映画みたいなゲーム」にも通じる、ドラマがよく理解できてゲームをより盛り上げてくれる――そんな良質なレトロアクションだよね
ね! 『忍者龍剣伝』のストーリー自体は「主人公の忍者リュウが、父親の仇を追ううちに、世界の命運を賭けた戦いに巻き込まれていく――」って王道ものだし、全然忍ばない主人公やCIAとか邪教とか――忍者らしさはこれっぽっちもないんだけど、プレイしながら物語を理解できるっていうのはやっぱりいいなって改めて思った
『忍者龍剣伝』は、ニューヨークを舞台に繰り広げられる2D忍者アクションゲーム。主人公のリュウ・ハヤブサを操作して、数々の忍術を駆使しながら、ステージクリアを目指すよ
グラフィックも荒んだニューヨークの街並みを細かいドット絵でよく表現してるし、アクロバティックなアクションやBGMがかっこいい! コアなアクションファンから根強い人気があって、ファミコンだけでもシリーズが3作品リリースされてるんだって!
そんな『忍者龍剣伝』を語る上でまず話題に上るのは「鬼畜といわれるほどの難易度の高さ」。これが「本作の魅力であり、問題点でもある」ってよく評されているよ
- 被ダメ時の処理が鬼畜!……ダメージ後の無敵時間が短く、ノックバックがあり、敵に密接すると通常攻撃が当たらないため、敵に囲まれると詰みやすい。
- 無限に復活する雑魚が鬼畜!……雑魚敵は倒しても画面がちょっとスクロールするだけですぐ復活してくる。これが無限ループ化する場合もある。
- 最強の雑魚敵『鳥』が鬼畜!……超高速で飛んでくる鳥。攻撃力が本作最大のダメージ量3を誇り、穴のあるところに頻出する。「最強の雑魚敵」といわれている。
- 最終ステージが鬼畜!……最終6面は「6-1」から「6-4」まで通しでクリアしなければならない。ラスボスに負けるとまた「6-1」からやり直しとなる。
ホントむずかしい、アクション苦手な私たちじゃ手も足も出ない、「『鳥』は鳥だけにもはや雑魚ではない!」って、悔し紛れに言いたくなるよね!
でもこの高難易度がファンにはたまらない魅力になってる。コンティニュー無制限だから何度も何度も繰り返して、ようやくクリアできたときには自分自身の成長と大きな達成感を感じられるんだって
たしかに、言わんとしてることはわかる。「これをクリアできる人はホントのアクション好きだな」って私なんかは思っちゃう
『忍者龍剣伝』は『ニンテンドースイッチオンライン』でも配信されていて現在でも遊びやすいレトロゲーム
もしもアクション好きで未プレイの人がいたら、一度はプレイしてみてほしいレトロゲームだよ!
おしまい。
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