結論から
コンピューターの数値のカウントは二進法なのでおかしくない。
結論まで
4TBの外付けハードディスクを買ったら、容量が3.63TBしかなかった。まさか、不良品? おかしくない? ……と思ったけれど、調べてみたら、おかしくない、とのこと。
人間は十進法(0,1,2,3,4,5,6,7,8,9,10)で数を数えるけれども、コンピューターは二進法(1,2,4,8,16,32,64,128,256……)を使う。
Byteの計算は、
1GB=1000×1000×1000 Byte (1,000,000,000)
これが二進法だと、
1GB=1024×1024×1024 Byte (1,073,741,824)
となって、誤差が生まれる。この誤差は、
十進法:1TB=1000×1000×1000×1000 Byte (1,000,000,000,000)
二進法:1TB=1024×1024×1024×1024 Byte (1,099,511,627,776)
みたいに単位が大きくなるほど大きくなる。
よって、箱に書かれている表示と、パソコンで実際に見た数値が違ってもおかしくないとのこと。メーカーは箱の表示をオーバーしないで、コンピューター計算でその表示に近い容量になるようにして、ハードディスクを提供している。
箱の表示とパソコンの表示がだいたい以下の表に当てはまっていれば、異常や不良品ではない。
箱の表示 | パソコンで表示される容量 |
1TB | 909.49GB |
2TB | 1.81TB |
4TB | 3.63TB |
6TB | 5,45TB |
8TB | 7.27TB |
……理屈はわかったけれども、なんか納得できない自分がいる。たぶん誤差が大きすぎて、損した気分になるからだろうね。キリがいいしわかりやすいから4TBの表示で売り出すのはわかるんだけど、これって問い合わせとか結構こないのかな? みんな気にならない? 当然知ってること? アメリカとか訴訟起きてそうだよね。勝てるのかな? さすがにアメリカでも無理か。
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