「いい女はハンバーグを焼くのがうまい」って、うちの子がいうの、友達のお宅で食事をごちそうになって帰ってきて、ね
それは男の勝手な言い分だよね、あ、子どもの勝手な言い分か。そこで、肉汁たっぷりハンバーグ5つのコツ
肉汁たっぷりハンバーグ5つのコツ
ひき肉は粗挽き、国産豚と外国産牛を50:50で!
肉汁たっぷりハンバーグに最適なお肉は、
- 粗挽き肉
- 国産豚と外国産牛を50:50で
ナイフを入れた瞬間、肉汁ジュワっとあふれる、お店風のハンバーグが作れるようになりたい! ひき肉は仕上がりジューシーな粗挽き肉がいいんだって。普通のひき肉だとたしかにパサつきがちになるよね
豚と牛は50:50でミックスするのがいいね。意外かもだけど、赤身の多い外国産牛のほうがハンバーグには向いてる。国産牛はちょっと臭みが気になるよ。逆に豚肉は外国産の臭みが強く、国産肉がさっぱりしてていい感じ
生たまねぎ+パウチでコクと深みアップ!
パウチたまねぎを入れるっていうのは気づかなかったな。言われてみれば、おいしくなりそうな材料なんだけどね
生のたまねぎの甘みとシャッキリ感、パウチたまねぎの深みとコク、この2つが合わさると、お肉はぱさつかず、ふっくらジューシーさを保ったまま、絶妙なおいしさになるよ
つなぎは生パン粉+牛乳で肉感倍増!
つなぎは生パン粉+牛乳がベスト。ハンバーグにつなぎは必須。これがないとお肉どうしがまとまらず、ボロボロくずれてしまう。
つなぎはお肉をひとつにする、ハンバーグの中でも重要な材料だよね。でも、いろんなレシピサイトを見てみても、使っているものはさまざま
そのなかでも「生パン粉+牛乳」はお肉をもっともいい状態に仕上げられる。たまご+牛乳も悪くはないんだけど、たまごでお肉感が薄れる感じがするんだよね
コネるときはボウルに氷を入れて脂をとじこめる!
氷をボウルに1個入れる。それだけでコネるときにお肉の冷たさが保たれ、手の温度で脂が溶けるのを防げる。コネるときにお肉の脂を溶かさないのが、肉汁たっぷりハンバーグにするための大切なコツ。
ハンバーグ作りで最重要な工程が「コネる」だよね。お肉の脂を手の温度で溶かさないために「氷を入れる」っていうのは、目からうろこのテクニックだったよ
氷の水分で水っぽくなりそうだけど、氷1個分くらいならジューシーでパサつかず、仕上がりに問題はない。混ぜていたボウルの底に脂の膜ができてると、お肉がよく冷えていて脂が溶けていない証拠、目安にしたいポイントだよ
油は牛脂がベスト!
フライパンにしく油は、サラダ油やバターよりも牛脂。牛の味がより濃くなり、お肉の旨味がしっかりと味わえる仕上がりになる。
サラダ油は風味がなく、バターは風味はあるけどパサつくんだよね
牛脂を使うとお肉全体の旨味が濃くなる、肉々しさも増してくるよ
肉汁たっぷりハンバーグのレシピ
材料(2人前)
- 国産豚粗挽き肉………………100g
- 外国産牛粗挽き肉……………100g
- 氷……………………………………1つ
- 生パン粉……………………………6g
- 牛乳……………………………大さじ1
- 生たまねぎ(みじん切り)……30g
- パウチ炒めたまねぎ…………大さじ1
- 牛脂…………………………………適量
- 酒…………………………大さじ1/2
- ナツメグ……………………………少々
- 塩…………………………小さじ1/4
- こしょう……………………………少々
作り方
- ボウルにお肉、氷、塩、こしょう、酒を入れて混ぜる。お肉が白くなるまで素手で、熱が伝わらないようにすばやく。
- お肉が白くなったら、生たまねぎとパウチたまねぎ、つなぎ(生パン粉+牛乳)、ナツメグを入れて、粘り気が出るまでよくかき混ぜる。混ぜ終わって氷が残ってたら取り除くこと。
- ボウルにお肉を叩きつけて空気を抜く(焼くとき割れるのを防ぐため)。
- お肉を成形して真ん中をくぼませる(均一に火を通すため)。
- フライパンを中火で温め牛脂をしき、くぼませた面を下にしてお肉を焼く。
- お肉の側面が白くなってきたら、裏返してフタをする(弱火に近い中火)。
- 約8分~10分ほど焼く。焦げ過ぎないように、お肉の焦げ具合を確認しながら、火加減は弱火から中火で調整する。
- お肉の表面を軽く押して、柔らかく跳ね返る弾力があればOK。
- お皿に盛りつけて、完成!
お肉の真ん中をくぼませると、均一に火が通りやすくなるとか。焼くとき割れないよう空気をしっかり抜くとか。ハンバーグ作りの基本だけど、だからこそけっこう大切だよね!
お肉の臭みをとるためにナツメグを入れるのもポイント。お肉をコネるのは1分くらいですばやく、お肉が白くなって、引っぱるとツノができるくらいがいい感じ。さ、男(息子)に「いい女だ」って言わせにいこう
おしまい。
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