『よむかも』な本の基本情報
- 著者 :白川優子
- 出版社 :集英社クリエイティブ
- 定価 :1600円+税
- 発売日 :2022年4月26日
- 単行本 :264ページ
- ISBN-10:4420310944
- ISBN-13:978-4420310949
『よむかも』な本のポイント
- なぜ紛争地に行くのか、行けるのか。
『よむかも』な本のレビュー
- 『紛争地のポートレート』よむかも。
- この本は、「国境なき医師団」看護師だった著者の人の体験記だって。
- 著者が派遣された地域では、人々にとって臨時病院が命綱。
- MSF(国境なき医師団)は戦火と混乱の中、身の危険も顧みず奮闘する。
- 中立不偏を貫くがため、しばしば現地の権力から目の敵に。
- 病棟が爆撃されたり。
- 足を失うなど絶望する患者との心の交流。妊産婦のための活動が母子を救う。
- 混乱のアフガニスタンへの派遣の打診に戸惑い、苦悩する。
- じんとくる話もあるが、当然、悲惨な光景も多い。
- また、イスラム女性のベールなど文化を巡る観察も興味深い。
- 医師、看護師、業務・物資担当者――
- 非道無残な戦禍に立ち向かう人々の誇りと勇気が多種多様に報告される。
- その意義は大きい一冊なんだって。
紛争地のポートレート 「国境なき医師団」看護師が出会った人々
「国境なき医師団(MSF)」看護師として、2010年から18回も紛争地・災害地へ赴き医療活動をしてきた著者は、圧倒的な暴力に翻弄されながらも、人間にとって最も尊い何かを握りしめて生きる人々を見続けてきた。医療支援に携わる中で、ずっと語りたい...
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