グリーン・ニューディールを勝ち取れ:気候危機、貧困、差別に立ち向かうサンライズ・ムーブメント

社会・政治

『よむかも』な本の基本情報

  • 編著      :ヴァルシニ・プラカシュ、ギド・ジルジェンティ
  • 翻訳      :朴勝俊、山崎一郎ほか
  • 出版社   :那須里山舎
  • 定価      :2400円+税
  • 発売日   :2021年11月30日
  • 単行本   :352ページ
  • ISBN-10:4909515054
  • ISBN-13:978-4909515056

『よむかも』な本のポイント

  • 今、グリーン・ニューディール熱い! みたいな?
  • それ以上でもそれ以下でもないような。
  • でも、それが一番大事なような。

『よむかも』な本のレビュー

  • 『グリーン・ニューディールを勝ち取れ』よむかも。
  • 「地球温暖化は中国によって中国のために作られたデマだ」
  • って、トランプさんが言ってたって今更ながらの初耳。
  • (思い返せばいろいろ凄いこと言ってたよな)
  • しかし、今はそんなこと言ってる場合じゃあないって話。
  • 今やアメリカにとって温暖化対策は最重要課題の一つとなってる。
  • そして、それがグリーン・ニューディール。
  • アメリカを急速にゼロ炭素経済に移行させる!
  • そのための経済的総動員の10カ年計画なんだって。
  • 今、これがアメリカの若者たちの間で流行ってるみたいな。
  • (流行ってるは言い方アレかもしれないけれど)
  • そして、それを主導するサンライズ・ムーブメントって団体があるらしい。
  • この本は、その若きメンバーたちと各界の著名な環境保護論者たちの論考集。
  • とにかくアメリカの新しいリベラルたちの熱気が伝わってくるって。
  • アメリカの歴史を振り返ってみると、大規模で急進的な改革は2回あるって。
  • 一つは、南北戦争後の復興期。一つは、1933~60年代末のニューディール期。
  • はたしてグリーン・ニューディールは第3の革新期となりうるか。
  • カギとなるのは民主党のバーニー・サンダースさんの改革案ではないか。
  • 総額16兆ドル(2048兆円)
  • うち、低・中所得者層向け住宅などの断熱改修に3兆ドル(384兆円)
  • 労働者階級の家庭が電気自動車を買えるように2.7兆ドル(345兆円)
  • さらに、2030年までに電力と交通を100%再生可能エネルギーに。
  • グリーン・ニューディールは再分配政策など社会改革とセットになってる。
  • 他にも、社会運動の観点から石油会社から献金を拒否する政治家推し。とか。
  • 気候変動検討会の開催を求めるみたいな取り組みが効果的なんだって。
  • 日本でも大いに参考になる一冊だって。
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